【書評】日本だけで有名なモンドセレクション、9割が入賞の衝撃

 

宝くじは買えば買うほどビンボーになる──はホントだった! 1等7億円のジャンボ宝くじは、当選金にあてる還元率はわずか47%、競馬、競輪、競艇など公営ギャンブルの還元率75%に比べても低く、パチンコの85%の半分程度。一枚300円の宝くじの当選確率は1,000万分の1、一年間に雷に打たれて死亡する確率と同じくらい低い。総務省OBが寄ってたかって食い物にする利権の巣窟である。

マイナンバー制度は世界標準──はウソだった! 「マイナンバー」などと親しみやすい名称だが、「国民監視制度」のスタートに他ならない。アメリカでは税と社会保障のみに限定の上、選択制である。イギリスはプライバシー侵害の悪法として廃止された。日本は預金口座とのリンクが進み、各種の個人情報との「紐づけ」が行われる。国民の財産差し押さえのための布石との、恐ろしい指摘もある。

冷凍食品は「半額セール」で買わないと大損する──はホントだった! 集客狙いの「おとり商法」だが、このときに買ったほうがいい。メーカーもスーパーも「冷凍食品はふだんあまり売れなくてもいい」と考えていて、セール時に通常価格時の10倍、20倍売れれば御の字なのだ。この時買うしかないでしょう。筆者は心理学研究家だとか。飲み会の話のネタにはなりそうである。

※得意気に妻に話したら、いつも40%引きのスーパーあるよといわれた……。

編集長 柴田忠男

image by: shutterstock

[tourokuy]
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