実は夏バテ予防食。科学者がお好み焼きをフライパン2枚で作る訳

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今年は、ほぼ毎日40度近い猛暑が続き、通勤だけでも体が参ってしまいます。中には「外回りを極力控えよ」とのお達しを出した企業もあるとか。ついつい素麺など冷たいものに傾きがちですが、こんな時こそ栄養をしっかり摂りたいもの。今回の無料メルマガ『アリエナイ科学メルマ』では、著者で科学者のくられさんが、夏バテ防止にも効果的という特製お好み焼きのレシピを紹介しています。

実は健康的なお好み焼き

お好み焼き。地味に健康食なので我が家のレシピを紹介しましょう。

まずは材料、お好み焼き粉、キャベツ、もやし…ここまでは当たり前ですが、薄切り牛肉山芋トロロ芋でも可)、ショウガ)、エビバナメイエビとか)、そしてです。

いうても、基本的な材料ですが配合がちょっと異なります。そしてこのお好み焼きは、フライパン2個で作るのです。分量は、お好み焼き粉に書かれている分量の1人前をベースにしていきます

1.まずは牛肉を細かく切ります。薄切りの牛肉であればなんでもOKです。多少油があったほうがいいので、赤身が多い場合は牛脂なんかを足して少しカリっとするくらいに炒めます。そこに数ミリ角に刻んだショウガを入れてよく炒めます、そこにお好みでむきエビとかもドカドカ入れます。

2.炒めた肉やエビはとりあえず火を止めておいといて、大きなボウルに、お好み焼き粉を1人前半分量以下入れます、そこに水は入れずにスライサーを使ってキャベツをいれていきます。包丁で千切りにせずに、スライサーをつかってキャベツを薄切り千切りキャベツにしてガンガン入れていきます。どうせあとでしぼむので、ボウルがいっぱいになるまでキャベツを積んでいきます。

3.そこに山芋や長いもをすりおろして少量加えます。多く入れるほど美味しいのですが、裏返す難易度がすごいことになるので、お好み焼き1枚あたり、お茶碗半分ていどのすりおろしとろろが限界です。次に卵を入れます。通常は卵1個くらいですが、2個3個とぶち込みます。そこに適度に冷めてきた先ほどの炒めた肉を入れ卵とトロロでキャベツをネリネリしていきます。そこで初めて粘度が足りなすぎる場合、水を入れて適度なとろみになるくらいにします。

4.肉も野菜もすべて混ざり込んだタネを先ほど肉を炒めていたフライパンに入れて焼いていきます。最初は強火で2、3分焼き、その後中火以下にして焦げないように10分ほど火を通します

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