ところが勝負に弱い人というか、こういうフォローの風を体験していない人は、ちょっとプラスの波が来ただけで、
■ こんなスゴいことになったのは初めてだから、この辺りで手仕舞いしよう
みたいに考えちゃうんです。
それは最悪の手で、こういうことをするとここから10年はヒドい未来になってしまうのです。
なんたって、神様があげるって言ってるんですから、これを受け取らない手は無いのですよ。親戚のオジさんがお小遣いを5万円上げるって言って来たのに、ボクは1万円で充分です、みたいなことをやっちゃダメなの。
ギャンブルをやらない人がこの手を指してしまうことが多いんです。勝負の機微というか、押したり引いたりした経験値が少ないと、目の前の現実にしか目が行かなくなるんですよね。しかもそういう人は、セーブすることが次の幸運に繋がると勘違いしているんですよね。
波が来ている間はセーブしちゃだめなの。もちろん来ている波以上のモノを無理矢理作り出そうとするのはダメなんですよ。それは単なる強欲ですから。
ここの違いを感覚で分かるようになると、良い波を長続きさせることが出来るようになるんです。
どうせ10年に1回なんですから、はっちゃけて頭を叩かれるくらいがちょうど良いんですよ。
将棋界の元名人の升田幸三氏は、こんな名言を残しています。
● 笑えるときに笑っておけ。いつか泣きたくなるときが来るのだから
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