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なぜ、「どうすれば」が口癖の人はどんどん出世できるのか

仕事に対して「私には向いていない」、「適任が他にいる」などと考え、うまく向き合えない人がいます。今回の無料メルマガ『販売力向上講座メールマガジン』では著者で接客販売コンサルタント&トレーナーの坂本りゅういちさんが、そのような考えを持っている限りは結果を出すことなどできず、評価も下がる一方であるとして、結果にこだわることの大切さを論じています。

今の結果にこだわる

今、その時にやっていることに対して、結果にこだわれる人は強いです。これは、どんな業種だろうと、どんな仕事だろうと、全てに共通して同じことが言えます。その場その場の結果にこだわれないでいては、次の仕事なんか回ってこないからです。

対して、今の結果にこだわれない人は、よくこんなことを口にします。

「いや、この仕事は私には向いてないから」
「いや、この作業は僕よりも適任がいるから」
「いや、こんな仕事やっても別に意味がないから」

言いたいことはわからないでもありません。確かに、多少やりたくないと思うような仕事だったり、自分の能力だったら、もっと別のことで力を発揮できるはずなのにと思うようなこともあるでしょう。

ですが、今やっている仕事は、その仕事なのです。そして当然、周りの人たちも、それを知っています。

ということは、その仕事で結果を出そうと努力をしなくなっていると、周囲からは、「あぁこの人は努力をしない人なんだ」と、評価されてしまうことになります。結局のところ、そういう評価なので、他の仕事を頼みたくなる人も出てこないし、何かを手伝って欲しいと言ってくれるような人も、現れてはくれません。

そしてどんどん、誰もやりたくないような仕事ばかりが回ってくることになり、また同じことを繰り返します。

逆に、その場その場の仕事に対して、結果にこだわる人は、

「この仕事でどうすれば結果を作れるだろうか
「どうすれば成果を上げられるだろうか

ということを、常に真剣に考えて動きます。それでたとえ、結果が出なかったとしても、周囲からすれば、

「結果は出なかったけど、あの人は頑張ってたよね」
「合ってない仕事でも、努力する人だよね」

という評価をすることができます。それが認められて、

「じゃあこの仕事を任せようかな」
「こっちの仕事なら、もっと成果を出してくれるかも」

と、新しい仕事が回ってくることも大いにあるわけです。今やっている仕事に対して、ふてくされるか、難しいと思っても、それでも懸命に取り組むかで、次に何ができるかが、大きく変化するのですね。

正直、仕事をしている以上は、いつかどこかで、難しい仕事や、やりたくないと感じるような仕事と向き合うことは出てきます。大学を卒業してからと考えても、定年までは、40年以上の月日があるのですから、そんなこともあるでしょう。それが本当に嫌なら、自分がやりたいことができる環境に身を移すべきですが、それでも、絶対に面倒なことは起こります

そのタイミングで、どう仕事に向き合うか?

いつもふてくされて、結果を残そうともしないのか、それでも、頑張って結果にこだわり続けられるのか。どちらが、成長していく人かなんて、言わずもがなです。

今やっている仕事に対して、向き合えているでしょうか。その仕事の結果にこだわれているでしょうか。できれば、どんな仕事でも、ちゃんとこだわれるビジネスパーソンでいたいものですね。

今日の質問です。

image by: Shutterstock.com

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【著者】 坂本りゅういち 【発行周期】 日刊

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