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考えるな、提供せよ。情報の発信がスンナリできるようになる方法

ネットの普及で「どれだけ情報を発信できるか」が重要となった現代。しかし、「どんな情報を発信すればいいのか?」という声も聞かれます。今回の無料メルマガ『販売力向上講座メールマガジン』では接客販売コンサルタント&トレーナーの坂本りゅういちさんが、そんな悩みから脱却するコツを紹介しています。

発信と提供

お店に限った話ではなく、今の時代は、どれだけ情報を発信できているかが、とても重要です。これだけ店が乱立している状態で、なおかつ、ネットの普及により、サービスも買い方も、選択肢が増えている状況では、情報を発信することで、まず自分たちを見つけてもらうことが必須条件となってきます。だからこそ、至る所で(私も含めて)、どんどん情報を発信していきましょうということが叫ばれ続けているわけです。

しかし、そうは言っても、なかなか情報発信がうまくできないという人や店は少なくありませんよね。

「どんな情報を発信すれば良いかわからない」
「発信しようと思っても、うまく情報が出せない」

そうして悩んでいる人はたくさんいます。個人的には、その気持ちもよくわかるのですが、それならいっそ、気持ちを切り替えたら良いんじゃないかと思うのです。つまり、情報を「発信するのではなくて、「提供するようにすれば良いのですね。

販売を経験したことがある方なら、ほとんどの人が、情報をお客様に提供することは得意中の得意です。この商品の何が良いとか、どこにこだわりがあるとか、そんなことを商品知識として沢山学んでいるのですから、本気で喋り出したら、止まらなくなる人もいます。もっと言えば、お客様にとって良い情報と思ったら、いくらでも、お伝えすることができるのです。

そして、それができるのならば、情報発信もその感覚でやればいいんです。

「この商品はこんなにお客様にとって良いんですよ」
「こういうメリットがあるから、知ってくださいよ」

と、情報を提供する気持ちで話し出したら、いくらでも伝えられることはありますよね? そういうことを、ただ発信すれば良いのです。

それが、「良い情報を発信しなきゃ」とか、考えだすと、急に動けなくなってしまいます。そんなことよりも、まずは、お客様にとって有益な情報を提供して差し上げる。そうすることで、お客様は欲しい情報を得ることができ、次第のその情報を得られることが嬉しくなっていきます。

このメールマガジンも同じだと思っています。私自身、何かしら情報を発信しなきゃとだけ思っていたら、こんなに毎日書けることはありません。でも、販売員の方や、お店に関わる方々にとって、良いと思えるような情報を提供する気持ちで書いているから、こうして続けられているのです。

その気持ちの持ち方次第で、発信への精神的な負担は大きく違ってきます。

今日の質問です。

image by: Shutterstock.com

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【著者】 坂本りゅういち 【発行周期】 日刊

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