日本は終了したのか?復活のために解決すべき「3つの重要課題」

 

日本の最重要課題は?

個人的には、「国がどうなっても、自分はサバイバルしてやる!」という決意が必要。一方で、やはり「自分さえよければ」ではまずいですね。国が亡びないように、国政に働きかけていくことも大事です。とりあえず、最重要課題は3つだと思います。

1.「日本に沖縄の領有権はない!」と宣言している中国の侵略を阻止すること

そのやり方は、『中国に勝つ 日本の大戦略 プーチン流現実主義が日本を救う』(北野幸伯 著/扶桑社)に詳述してあります。

2.3K移民を入れすぎないこと

欧州でもアメリカでもロシアでも、3K移民を大量に入れた国で大問題が起こっています。トランプさんが勝てた大きな要因の一つは、「移民制限」を掲げていたから。欧州では、テロが頻発して大変。それで、欧米では、「移民規制」の方向に舵をきっている。それなのに、日本は、「さあ!移民をバンバンいれるぞ!」とはりきっています。失敗例が山のようにあるのに、「失敗政策をマネするぞ!」というのだから、愚かです。

3.少子化問題

世界最強の戦略家ルトワックさんも、「中国問題少子化問題を日本の最重要課題にあげました。このまま放置しておけば、日本の人口は、2050年には1億人をきり、2100年には5,000万人以下になってしまいます。

この問題の深刻度、私も、実家町内の惨状を見るまで認識できませんでした。私の実家は、長野県第2の都市松本市駅から徒歩圏にあります。そして、私の実家の町内には、50歳以下が一人しかいないのです(!)。

人がうじゃうじゃいる東京圏の人はこの問題の深刻さを認識するのが難しい。しかし地方の人達は、生まれた場所から人が消え、スカスカになっていくのを実感しています。

「日本の人口を2億人にしましょう」とはいいません。そこまで行かなくても、政府が約束しているように、「出生率を1.8まで引き上げることは必要です。これは安倍総理が約束されたことですから、是非実現して欲しいと思います。

出生率を劇的に、簡単に上げる方法は、『日本の生き筋―家族大切主義が日本を救う』(北野幸伯 著/扶桑社)に記しておきました。是非総理に教えてあげてください。

というわけで、「日本は終わっている」のか?要は、今を生きる私たち次第ということですね。そして、私は信じます。日本の明るい未来を。

image by: Shutterstock.com

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【著者】 北野幸伯 【発行周期】 不定期

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