自然災害、とりわけ日本の場合には地震ですが――の場合に、まずは災害直後の圧死から身を守ろうというお話でしたね。
地震のときには周囲の思わぬモノが倒れたり飛んできたり(突進してきたり)してしまうのです。足にコロコロの着いているワゴンなどは、突進してくるそうです(゜ロ゜屮)屮
なので、周囲に倒れやすいものを置かないのはもちろんですが、建物自体の耐震性の方がはるかに重要です。揺れやすい箱(建物)の中にあるものは、ぞりゃ固定してあっても揺れてしまいますから。
でね。今回のハナシは、このあとです。その箱(建物)が立っている場所はどうなっているのかということです。そう、
- 地盤の揺れやすさ
です。どんな堅牢な建物でも、揺れやすい地盤の上に立っていれば当たり前ですが、揺れてしまいますから。
ご自宅や会社がどんな地盤の上に立っているか調べたことがありますか?これまた便利なことに、それをイッパツで調べられるサイトがあるんですよね。
● 揺れやすい地盤
是非ご自宅や会社、学校、避難所などご自身と関係のある場所を入力して調べてみてくださいね。
私もいろいろ入力してみましたが、結構
- ビビりました…( ̄□ ̄;;
自宅や会社だけじゃなく、よく行く商業施設や東京や大阪で泊まるホテルなど
- 意外に揺れやすい
場所にあったりするんですよ。その場所の周辺を思い浮かべてみて看板やガラスが落ちてきたらとか、ショーウィンドーの中のトルソーがガラスを突き破って突進してきたらとか、想像しちゃったんです。これが想像じゃ済まないところが怖さですよね。
揺れやすい地盤に立っている場合、ハナシはより一層
- 難しく
なります。建物だって個人の力ではどうにもならないのにコトはその土台の地盤ですからね。それでも自分に関係のある場所の地盤がどうなっているのか知っておくことは防災の出発点として重要ですよね。
その上で
- より強固な地盤上の避難場所はどこか
を探しておくといいと思います。
私の場合、出張中に災害に遭う危険性の方が高いので出張中のホテルとセミナー会場については調べています。
東京などは多少土地勘があるので、周辺状況を思い浮かべ
- このあたりは比較的安全そうかな
と思う場所にもアタリをつけています。
…私は防災の専門家ではありませんが、それでも人は
- 訓練のとおりにしか動けない
といいます。やったことがあることは、なんとかできるものなのです。逆にやったことがなければ、トンデモないことをしてしまい、助かるものも助からなくなるかもしれないのです。
是非みなさんのご家庭でも、防災について連絡先や避難場所などは話し合っておきましょう。
あれから8年。再び必ずあのような災害が起こる国に住んでいる以上、悲観的な観測に基づいて対策を立てておくことは家庭においても重要だと思います。
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