消費者の“もったいない”精神を呼び起こす
食品ロスを減らすための取り組みとして、メーカーや問屋で廃棄される予定だったものを引き取り、再販売している会社があります。消費期限が近いもの。作り過ぎたもの。パッケージが破損したもの。食べることに何の問題もないのに、廃棄せざるを得ないものを再び市場に流す手立てを考えたのです。
そこで、もっとも重要視したのが、「なぜ、ロス商品になっているのか?」を消費者に伝えること。
ただ、「捨てられるものだけど、大丈夫です」と言うだけでは、消費者は不安です。安全・安心なものであることを伝えなければ、手を伸ばしてもらえません。「なぜ、捨てられてしまうのか?」を正しく伝えることで、消費者の“もったいない”精神を呼び起こすのです。
安全・安心なものであることを理解すれば、正規品より安く買えるので、積極的に利用してもらうことができます。
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