ヒントは身近。潰れそうな小規模スーパーが復活できる7つの理由

 

消費者の“もったいない”精神を呼び起こす

食品ロスを減らすための取り組みとして、メーカーや問屋で廃棄される予定だったものを引き取り、再販売している会社があります。消費期限が近いもの。作り過ぎたもの。パッケージが破損したもの。食べることに何の問題もないのに、廃棄せざるを得ないものを再び市場に流す手立てを考えたのです。

そこで、もっとも重要視したのが、「なぜロス商品になっているのか?」を消費者に伝えること

ただ、「捨てられるものだけど、大丈夫です」と言うだけでは、消費者は不安です。安全・安心なものであることを伝えなければ、手を伸ばしてもらえません。「なぜ、捨てられてしまうのか?」を正しく伝えることで、消費者の“もったいない精神を呼び起こすのです。

安全安心なものであることを理解すれば、正規品より安く買えるので、積極的に利用してもらうことができます。

image by: ashadhodhomei / Shutterstock.com

佐藤きよあき(繁盛戦略コンサルタント)この著者の記事一覧

なぜ、人はモノを買いたくなるのか。欲しいという感情は、どこから生まれるのか。消費行動における人の心理を知れば、売れるモノが見えてくる。売り方がわかる。小手先のテクニックなど、いらない。人を研究すれば、やるべきことはすべてわかる。

無料メルマガ好評配信中

この記事が気に入ったら登録!しよう 『 繁盛戦略企画塾・『心のマーケティング』講座 』

【著者】 佐藤きよあき(繁盛戦略コンサルタント) 【発行周期】 週刊

print
いま読まれてます

  • ヒントは身近。潰れそうな小規模スーパーが復活できる7つの理由
    この記事が気に入ったら
    いいね!しよう
    MAG2 NEWSの最新情報をお届け