NY在住日本人社長が10年ぶりの香港のタクシーで感じた変化と持続

 

ラスベガスへは、7時間。空港に到着するとクライアントが迎えに来てくださいました。車内でお礼を言うと「散歩みたいなもんだから」と笑います。そう、西海岸の人にとって、車で30分の距離はなんでもない「散歩」。西海岸だけでなく、ニューヨークを除く、アメリカ在住者は本当に車を足代わりに使います。向かいのスーパーに行くのにも、毎回車に乗って運転して行くのだとか。

事実、今回もその足でモールの中のレストランに連れて行ってくださり、食事したのち、「コーヒーでも飲みに行こうか」と、また車に乗せられました。で向かった先は、Uターンして向かい。同じ駐車場の中での移動。歩くこと自体を放棄したのだろうか、と思わされるほど。

アメリカは「肥満」が社会問題としてよく挙げられます。その際、よくマクドナルドを始め、ファーストフードに対するバッシングもセットでついてきますが、実は問題の核心は、食べ物それ自体より、単純に車社会による運動不足なのではないかと思うほどです。

運動不足になりませんか?そう聞く僕にラスベガス在住25年の彼は「いや、そんなことはないよ、毎週2回、ジムに通ってるし」と即答。でも、そのジムに行くのももちろん車で、だそうです。

ラスベガスはおそらく20回目くらいだと思います。以前はメモリアルウィークエンドのたびに、わざわざニューヨークからお金を失くしに行っていました。4~5年続いたかな。目が飛び出るほどの大金ではないにしても、庶民の僕にとっては結構なお金をバカラに溶かしました。

子供が出来て以降、ピタリとギャンブルを止めたので、止めれたので、そこまでギャンブル狂ではなかったのだと思います。あくまで庶民感覚の遊び程度で遊んでいた。それでも1回、また再開すると、戻れなくなりそうで、今回の滞在も24時間ほどの短い時間でしたが、カジノにはあえて足を踏み入れませんでした。ショーを見に行く時間もなく、滞在時間24時間で、次の目的地、香港へ。ベガスは1泊だけでした。

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