かつてに比べて一家族の人数は減り続け、今や夫婦だけ、もしくはひとり暮らしの世帯が多くなっています。そんな状況にあるのに、「野菜は丸ごとでないと…」とこだわるのは、果たして合理的と言えるでしょうか。今回の無料メルマガ『システマティックな「ま、いっか」家事術』では著者の真井花さんが、「カット野菜」を積極的に使うべき理由を記すとともに、具体的な利用法を紹介しています。
カット野菜
さて、本日はいまやメジャーになった小分けのお話。
一昔前には全くなかったのに、スーパーで増え続けているものそれは
- カット野菜
ですよね。使ったこと、ありますか?是非、一度使ってみたほうがいですよ。
このカット野菜、結構イイことが多いんです。
- 手軽
- 食べきれる分量なのでロスがない
- 複数の種類の野菜を買わずに済む
- 野菜を食べることのハードルが下がる
などなど。家族が少人数になってきたことに対応した商品で、これほど時代のニーズに応えているものもないくらいだと思います。
フツーに売っている野菜って、現代の家族人数に対しては
- かなり量が多い(*゚∀゚*)
んですよ。じゃがいも一袋なんて簡単に食べきれないですから。それにじゃがいもばっかり食べるわけにもいかないしね。…え?
- 普通の分量や丸ごとを買って予め切って小分けにして冷凍して…
ははは、そりゃ、そうやればそれが一番経済的だし、いろいろイイのかもしれませんが、そこまで出来るかはまた別問題ですから。ジャガイモもにんじんもタマネギも一袋分、全部ソレをやるのは、ソレナリの労力と時間がかかってしまいますからね。
ソコにこだわって、野菜を食べるのを億劫に感じてしまうくらいなら、
- 堂々と小分け野菜を使う
方がいいんじゃないかと思うんです。
さて、で、このカット野菜。どうやって食べていますか?まさか
- サラダだけ…
なんてことはナイよね?それは初手ですよ。このカット野菜、ハンパに余ってしまうことがあると思うんですがそういうときは
- 増量
に使ってくださいね。あ、サラダはもちろんですが、他にはたとえば
- フリーズドライの味噌汁やスープに入れる
んです。カップやボウルにフリーズドライを入れますね。そのときに一緒にカット野菜を足してしまいましょう。で、その上からお湯を注ぐんです。あっつあつのお湯にしてくださいね。これだけでも野菜を増量できますから。もちろんフツーのお味噌汁などの具として入れてしまうものアリです。
他には
- レトルトのパスタソースに入れる
のもイイです。一人分のパスタって作るのが面倒ですよね。ソレナリに鍋も道具も汚れるし。そのくせレトルトソースは具が少ないし。だから、パスタソースを温めるとき鍋を使って、ここでカット野菜を入れちゃうんです。かなりボリュームがアップする上に野菜を摂取できますから。ラーメンやうどんを作るなら、麺を茹でるついでに茹でたり、出来上がりにトッピングすれば、バッチリです。
また、
- お弁当の仕切り代わりに使う
のもオススメです。おかずを入れるときに、味が混ざらないように葉物野菜やアルミホイルを入れたりするでしょう。それに使っちゃうんです。ま、トーゼン食べますよね。お弁当のためのサラダを作る手間を省けて、野菜を食べさせられますから。
現代の少人数家族のために生み出された商品、カット野菜。これをドンドン使って、コマめに野菜を食べてくださいね。
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