成人式の会場に入れない問題が深刻化。新成人たちの悲痛な叫び

2020.01.10
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by MAG2NEWS編集部 NK
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1月の祝日である「成人の日」。この日に全国でおこなわれる成人式は、一生に一度の節目となる式典、新成人たちの思い出として長年心に残っていくであろう大切な行事だ。GENERAL RESEARCHが行なった「成人式に関するアンケート」でも、成人式を必要だと思う割合は、実に79.8%にも及んでいる。しかし、この成人式に「参加したくても参加できない」という人たちが近年続出しているというのだ。一体なぜだろうか?

「成人式に参加できない」原因は、地方の「大合併」問題

朝日新聞によると、昨年の群馬県高崎市の成人式では、多くの新成人が会場の中に入れなかったという。高崎市は、2006年〜2009年に周辺6町村と合併。昨年の人口は37万人を超えていた。例年4千人前後の新成人がおり、合併前の旧市町村ごとに全7会場で成人式を開催しているという。

昨年問題となった「群馬音楽センター」には、対象者の約7割に当たる旧高崎市域の新成人が集まる。昨年の対象だった新成人2795人に対し、出席者はセンターの定員を60人超える1995人だった。過去4年間の参加者も1918〜2041人で、一昨年を除く3回は定員を20〜110人上回っていた。出席率が69〜71%の状況でも、参加者の人数が会場の定員を上回るというのは、いかがなものか。

式典会場の大きさ問題

横浜市でも、新成人の人数より会場の収容人数が少ない。市のHP内には、「横浜アリーナの定員を考慮すると、横浜市に在住の新成人以外の方を受け入れることはとても難しい状況」として、以前横浜に住んでいた新成人は参加できないとの記載もある。高校3年生以降に進学や就職などで横浜市から転出した新成人ですら、当日入場券を持っている新成人の人が入場し、会場に空きがあった場合でしか参加できない。

このように、定員超過が「蔓延化」されている地域は、高崎市や横浜市以外にも多くある。過去数年間の成人式後の日本のネット上でも「入れなかった」という投稿が見られた。

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