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友達に聞くという選択肢。家事の「ヤリカタ」に悩んだ時の解決法

どうにも不器用でうまく家事をこなせない…というお悩みの声、よく聞かれるものです。しかし、それは本当にただ「こなせていない」だけなのでしょうか。今回の無料メルマガ『システマティックな「ま、いっか」家事術』では著者の真井花さんが、自分のやり方を相対化することで得られる「家事へのストレスを減らす考え方」を紹介しています。

思い込んだら命がけ

さて、本日は気がつかないことのお話。

新年になって、悩んでいますか?いや、家事のお話ですよ(*゚∀゚*)

家事に限らないんですが、人生の悩みの大半は

に由来していると考えています。

まあ、ヤリカタというか、ブンカというか、カチカンというか。どれでもいいですけど、そういう、ひとつだけしか知らなくてでもホントは複数存在しているものです。

ま、別の言い方をすれば

ということです。

たとえば、

と思って…思い込んでいたとしましょう。生まれてこの方ずっとそういう環境で育ってきたし、幸か不幸か周りの人もみんな同じだった。こういう方がある日突然

みたいなことがあると、がーーーーん!!とくるわけです。がーんで済めばいいんですが、中にはというか結構な確率で「そんなの非常識!」だと言って、違うヤリカタを

んですよ。

にはならない。いや、できない。それが相対化できないということです。まあ、ケンカにならない方が不思議ですよね。

こういう、家事のヤリカタの違いはたくさんありますね。たとえば

などなど。もう、星の数ほどあって書き切れないですよね。多くは、他人と…他のヤリカタを持った人と初めて生活を共にする結婚などでこのショックを受けるんです。

悩みの根本が、ヤリカタが唯一無二のものだと思い込んでいるところにあるため、この違いを乗り越える方法はとても少なくなりますね。すなわち

になってしまいます。なんか、こう、どっちの力関係が上なのかみたいなハナシに流れそうですよね…。

しかも、家庭の場合、コレがイヤだからと言ってオイソレと家庭生活や結婚生活を解消するわけにはいきませんから。

結果、いずれかが

しか方法がなくなり、非常に辛いことになるんですよ。

いや、卑近な例なんですが、これと同じような悩みは、そこかしこに転がりまくっていますから。

家事のヤリカタも

くらいに気軽く考えられればいいのでしょうが、現実にはそうはならない。むしろ

と考えて、本を読んだり、講師に意見を求めたりする方もたくさんいます。誰にでもどこにでも通用する絶対的ベストなヤリカタなど、あるわけないんですが、それを追及してしまうんです。その考え方の背後にあるの、おそらく

というものです。複数あるということがどうしても理解できないんでしょう。ひとつのヤリカタしか認められないと、そのひとつに馴染めないときには非常に苦しいことになってしまいますよね。

このため、個人的にはヤリカタが複数あることを

なのではないか?と思っています。

ま、どれかで

になってもらえると思うんです。あ、いや、こんなの、

ですから。一致しているはずがないですから(*゚∀゚*) 家族の家事観も重要でしょうが、おそらくあなた自身があなた自身のヤリカタにカチコチになっていると思いますので、まずは

がーーーん!でカチコチにヒビが入ると思いますよ。

ヤリカタなんて、無限にある。思い込んでいるヤリカタがひとつしかないだけですよ。

image by: Shutterstock.com

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食べるのは大好きだけど、作るのは超苦手。棚拭きとアイロンがけが何より嫌い。そんな家事オンチだった私がソレナリに家事をこなせるようになったワケ。家事全体を見渡して、最小の手間で最大のリターンを得る、具体的なシステムをお知らせするメールマガジンです。

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【著者】 真井花(まないはな) 【発行周期】 週3回(月水金)刊

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