家庭内に大人の手が複数ある場合、家事は担当制にしているというお宅も多いのではないでしょうか。しかしそういったケースでは、注意すべき点もあるようです。今回の無料メルマガ『システマティックな「ま、いっか」家事術』では著者の真井花さんが、分担している家事に対しての一人ひとりの気遣いについて論じています。
担当に任せる
さて、本日はつい出てしまうクチのお話。
家事の担当を決めているご家庭は多いでしょう。我が家もソレナリにみんな担当を持っていますよ、うん。
で、この担当を決めた場合。いちいち
- クチを出さない
ことが大事ですよね。誰だって自分がやっていることに対して、やってもいない人からクチを出されるのはイヤなものです。ヘソを曲げて「もうやらない!」ということにもなりかねません。なので、ここはグッと堪えて。
我が家では、洗濯が義母担当です。いつ洗濯するのか、どれをどんなふうに洗濯して干すのか、どうたたむのかまで全て彼女が決定します。なので、もうホントに満身の力を込めて(?)クチを出さないよう堪えています(*゚~゚*)
- 出張から帰ってきたのでとりあえず下着くらいは…
- タオルはもうちょっと白く…
- ちょっと湿っぽいのに、たたまなくても…
- ソレとコレは分けてほしい…
と思うんですよ、もう毎日。でも、ここで言っちゃあお終えよ。どうしても無理だわと思う時は、クチを出さずにコッソリ手を出して洗い直してしまいます(*^ー゚)
それでも、どうしてもどうしてもクチを出さずにはいられないときがありますよね。それは、おそらく
- パフォーマンスが悪すぎる( ̄∇ ̄)
ときです。やり方が違うときはまだイイんですよ。まあ、そんなやり方もあるかなって思えますからね、落ち着けば(*^ー゚)。
でも、落ち着いてみても、ムリなのは
・要求するレベルからみて、あまりにもオソマツな場合
です。たとえば
- 掃除機をかけたけど、部屋の隅は残ったまま
- マグを洗ったけど、自分の分だけ
- エリや袖グチのヨゴレが落ちていない←コレ!
- ゴミを捨ててきたけど、ゴミ箱はそのまま
こういうこと、ありますよね。その家事の目的が達成されていないレベルの出来で、やり方の違いじゃ済まないパターンです。こういうときは
- 穏やかに
- やり方を説明しつつ
- こうして欲しいと伝える
ことだろうと思います。まあ、会社じゃ一喝されてオシマイなのに、優しく言い聞かせてあげようだなんて、なんてヤサシーのかしら、私たち( ̄∇ ̄)
まっ、利益追求団体である会社とは違いますから。ここは家庭内のお話ですから。トンガりすぎるのはどうかと思うんですよね。
他方で、声を大にして言いたい。これを読んでくれているローパフォーマーな諸君。「せっかくやったのに褒めてもらえなかった!」とか甘ったれたことを言わないように。たしかに会社とは違うにせよ、家事の目的が達成されないレベルの家事では、言われても仕方がないモン。ま、言われても直らない…治らない人もいるけどね。
担当に任せたのなら、出来るだけクチは出さない。パフォーマンスが低すぎる場合にだけにしておきましょう。
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