NY在住20年の日本人社長が勧めるニューヨーク「プチプラ」情報

 

値段確認必須のベンダー(屋台)

次におすすめなのが、ベンダー(屋台)。マンハッタンに限らず、ニューヨークなら街中どこでも目にするはずです。特に地下鉄の出入り口付近にはバラエティに富んだ、世界中のあらゆる食のベンダーが集中しています。最近では「OKONOMIYAKI」や「TAKOYAKI」の屋台も目にしました。

で、このベンダー業界の聖地と呼ばれるのが、観光客が集中する6AVEと50丁目界隈。ロックフェラーセンターや、ラジオシティミュージックホールや、MoMAなど、観光名所が密集するエリアは、ベンダーも当然、密集。定番のホットドッグ、プレッツエル、ソフトクリーム、ピーナッツ、シシカバブ、野菜・果物ジュースの他に、最近では、インドカリー、韓国BBQ、パタイ、イタリアン・スパゲッティ、など本当に「世界」が集中しています。

中には、値段を明記していなくて、商品を渡した後にボッタクってくるベンダーも、いまだにあるみたいなので、必ず、最初に値段をはっきりと聞き出しましょう。以前、ホットドッグのベンダーで値段を聞いた際、国籍を聞き返されたことがあります。こっちが「How Much?」と聞いているのに、なぜ、「Where are you from?」と聞き返してくるのか。日本人だと吹っかける気まんまん。答えなくていい。その場合は、さらにまた「How Much!!??」と強気で聞き返そう。

安上がりニューヨーク、3番目におすすめなのが、「チャイニーズ・テイクアウト」。ニューヨークで、と言うよりアメリカで、と言うより、世界的に、どこに行っても、そこにあるのが「中華料理店」。そのファーストフード版。テイクアウト専門店になります。

マンハッタン、クイーンズ、ブルックリン、とニューヨークのどこのエリアにでも、存在する「チャイニーズ・テイクアウト」。まず、この街の中で「ここだけ市場価格を無視してるの!?」ってくらいに安い!プラスチックのコンテナーにパンパンに詰め込んだFrid Rice(チャーハン)が$3.99くらい。テイクアウト専門店と言っても、店内でも食べられる用のテーブルが1台か2台くらい置かれている店舗も少なくはありません。

米食文化の日本人には強い味方ですが、メニューの全てが脂っこいです。サッパリしたモンなんて見たことがない。それに、何の肉しかわかりゃしない(半分冗談です。でも半分だけ。)重要なのは、魚介類系のメニューは絶対に避けるべき。中国人の友達がそう言ってたんだから、間違いない。

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