コロナ禍で苦しむ銀座のオーナーママがZoomクラブ開店を決めた訳

 

オンラインで銀座のクラブ飲み

そして、今後、お店を開けるにしても、お客様の安全や安心、スタッフの安全や安心のために私にできることは何かと考えています。自粛前からやっていたように店内の除菌を徹底。オートソープディスペンサーを購入したので、手で触れなくてもハンドソープが出てきます。

非接触型体温計も購入したので、スタッフの体温管理。ラグジュアリーホテルでも入り口で体温を測ることを徹底していることを考えると、お客様の体温も測らせて頂く必要があるかもしれません。また、次亜塩素酸水対応の超音波加湿器の購入を検討していますが、どれがいいのかわからず、まだ購入までには至っていませんが、お店の再開までには購入予定です。

私たちの職業柄、マスクや防飛沫メガネはできないと思っていましたが、お店を開けるなら、それも検討してみなければいけないのではないかと思っています。

いますぐに私たちがオンラインで出来ることを考えた時、すぐに置い浮かんだのは「オンライン飲み会」という言葉。そして、Zoomなどでキャバクラがやっている「オンラインキャバクラ」がすぐに思いつきました。

銀座の品格を考えると色々と思うところはありましたが、新型コロナウイルスの影響から人と会うこと自体がリスクと考えると、Zoomでの営業がお客様やスタッフにとって一番安全なのではないと考えました。

そこで、銀座ルナピエーナのお客様限定、新型コロナウイルス自粛期間限定で、オンライン銀座ルナピエーナをZoomでする予定です。Zoomで自宅で話せるスタッフ限定ではありますが、話したい女の子にバーチャル花束をプレゼントしていただいたお客様で、ご希望のお客様とZoomでの会話をさせていただけたらと思っています。また、キープボトルの販売や貸切チケットの販売を検討しています。近々公開の予定です。

Zoomでの営業には様々な問題点や課題があります。お客様が既婚者が多く、自宅でテレワーク、リモートワークをしている方が多くいらっしゃいます。また、元々銀座ルナピエーナの営業時間は19時30分から25時までですが、Zoomでお話する時間帯が夜である必要はないかもしれません。

銀座ルナピエーナをオープンした時、満月のように優しいひかりでお客様を包み込み、安らぎの場所になれたらとの思いから、イタリア語で満月という意味のルナピエーナと店名を決めました。そして、2011年の東日本大震災の時に銀座ルナピエーナの経営理念『私たちから日本を元気にする私たちから笑顔の連鎖を起こす』が生まれました。

最近、コロナ疲れやコロナ鬱、コロナ離婚など、いろんな言葉ができましたが、お客様やスタッフが笑顔になれて心が元気になれる…そんな時間になればと思っています。

新型コロナウイルスの1日も早い収束を願いつつ、日々、前に前にと進んでいこうと思います。皆さまもお体にはお気をつけてお過ごしくださいね。

image by: shutterstock.com

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10歳の時の夢を叶え銀座のオーナーママになった利美ママのメールマガジン。
22年間、夜の銀座でたくさんの男女と出会ってきたからこそ知っている人との接し方、心遣い。恋愛や結婚などの男女の関係や、仕事での人間関係などが上手くいく秘密をこっそり教えます。
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