MAG2 NEWS MENU

会いづらい世の中こそ一期一会が大切!第一印象を良くする4つの方法

新型コロナウイルスは社会人にとって仕事の上でもプライベートでも重要な、人と会う機会を奪ってしまいました。オンラインによる代替が進んでも、直接会って得られる情報量とは大きな差があります。それだけに、直接人と会う機会は最大限に生かしたいもの。メルマガ『毎月1000人集客するプロ講演家が教えるコミュニティづくりの秘訣』の著者で、ベストセラー作家・起業家の岡崎かつひろさんが、第一印象を良くし「また会いたい」と思ってもらうためのテクニックを、見た目から会話の仕方、事前準備に至るまで細かく教えてくれます。

集客のプロが教える「コロナ禍でも会いたい」と思われるためのテクニック

新型コロナウイルスがあったことで、以前に比べて人との出会いがかなり限られてきてしまっています。こういうときに本当の人間関係が見えてきます。「繁栄は友を作り、逆境は友を試す」という言葉がありますが、今の時期というのは、本当に大事な人とか、人間関係がみえてくるんじゃないかなと思います。

今、コロナの抗体検査は通販で売っていますよね。僕も8900円くらいで買って検査をしてみましたが、一度もかかったことがないということがわかりました。心配な人は、実家に帰省する、大切な人と会う前に、やってみてはいかがでしょうか。

1)異業種交流会を単なる名刺交換会で終わらせない!

人に会うのにすごく気を使う時代になってきました。その中でもやはり「○○さんに会いたい」と思えば、人は必ず行動します。そんなわけで、今回は改めて人との出会いについて考えてみましょう。

まず、コロナ禍であるかどうかはさておき、人との出会いにおいて考えなければいけないことがあります。それは「相手から見て、あなたがつながりたい人」と思われるかどうかということです。

十分に時間がある学生時代なら友達の紹介であれば、人の輪を広げるためにもたくさんの人と会うこともしたでしょう。しかし、社会人ともなると人と会う時間は限られてきます。新しい出会いやビジネスチャンスを求めて異業種交流会に参加したとしても、そこで「もう一度会いたい」と思われない限り、どんなに参加しても単に名刺交換だけで終わってしまいます。ましてやこのコロナ禍であればなおさら。

では、コロナで大変な時期でも「また会いたい」と思ってもらえるためにはどうしたらいいでしょうか。まず大事なことは、「あなたと出会ってよかった」と思われるようになることです。そんななかでも大切にしたいのが「第一印象」をよくすること。この第一印象をよくするためには、次の4つのことに気を付けましょう。

2)顔色、表情、姿勢。身だしなみこそ気にかけるべき

1つ目は身だしなみについて。身だしなみというと、洋服や持ち物を気に掛ける人は多いですが、顔色、表情、姿勢にもしっかりと気を配ってください。せっかくいい洋服を着ていても、表情が暗い、または猫背で体がゆがんでいては、相手にいい印象を持たれません。

また見落としがちですが、顔色が悪いと不健康な印象を与えてしまいます。朝顔を洗った時に軽く顔をマッサージするなどして、血流をよくしておきましょう。同時に、眉毛やひげなどもしっかりとカットしておくことを忘れないように注意してください。

3)目尻を下げて、意識して両方の口角を上げる

常に笑顔でいることを心掛けてください。新卒の頃は誰に会ってもにこにこしていた人も、社会人生活を数年続けると、だんだん表情が硬くなり、笑わなくなる人がたくさんいます。とくに、自分では笑っているつもりでも表情が硬い、片方の口角だけを上げて笑う癖があるために、見る人によっては子バカにされたような印象を持つ人もいます。

初対面の相手にいい印象を持ってもらうためには、鏡の前で練習することが必要です。一流のビジネスマン、講師業をしている人たちの中には、毎朝笑顔のトレーニングをする人たちもたくさんいます。素敵な笑顔のコツは、目尻を下げて、意識して両方の口角を上げること。たったこれだけで相手に好印象を与える笑顔になります。

4)リアクションは愛である

意外と知られていないものの、相手に好印象を与えるのがリアクションです。僕がやっている講座では「リアクションは愛である」と教えていますが、あるかないかでまったく相手の受け取る印象は変わってきます。たとえば、上司でも恋人でも、あなたが一生懸命話しかけているのに相手が全く返事をしてくれなかったらどう感じますか?

おそらく「上司、または恋人は自分の話に興味がないのだろう」と感じるはずです。逆に、話を聞いてくれている相手が相槌を打ってくれたり、前のめりの姿勢で聞いてくれたら、もっと話したいと思うのではないでしょうか。

では、どんなリアクションをしたらいいのでしょうか。以前、このメルマガでも紹介した「文字職人」の杉浦誠二さんは、このリアクションでは「すなおさ」が大事だといいます。す=すごい、な=なるほど、お=おもしろい、さ=さすがです、最高です。

どうですか?たったこれだけで相手は気分がよ」くなり、もっとあなたと話をしたいと思うようになるはずです。このリアクションをさらに効果的にしたい場合は、言葉+リアクションを意識してください。最初のうちは普段の2倍くらいオーバーにするイメージでやるといいでしょう。

5)「挨拶+感謝の一言」でW好印象

挨拶はコミュニケーションの第一歩です。明るい声と表情で挨拶をしたら、ほとんどの人にとって第一印象はよいはずです。ここで気を付けたいのが、挨拶をするときの第一声です。人がもっとも印象良く感じる音域は「ファ」と「ソ」の間くらいだといわれています。試しに自分で「ドレミファソ」を声に出していってみてください。そのときの「ファ」と「ソ」の間の高さの声を出してみる。第一声を発する時は、この音域を意識することで、相手に明るく元気な印象を与えることができます。

さらにもう1つ大事なのが「感謝」を伝えること。たとえば、第一声を発する時に「今日はお会いできて嬉しいです。ありがとうございます」と、感謝の気持ちを伝えてください。たったこれだけで、相手はあなたに好印象を持ち、興味を持ってくれるでしょう。

「なんだ、そんな表面的なことばかりか」と思う人もいるかもしれません。しかし、人間第一印象が良くなかったら、そこから先に会話をしようという気持ちはなくなります。「親しくなったら自分のことを理解してくれる・評価してくれるようになるから、外見は気にかけなくていい」と言っていると、大切な出会いを逃します。気を付けましょう。

ここでもう一度おさらいすると、初対面で大切なことは、「1身だしなみ、2笑顔、3リアクション、4挨拶&感謝」の4つです。相手に好印象を持ってもらえるように、しっかりと実践していきましょう。

6)第一印象を大切に、しかし他人は見た目で判断しない

これまで第一印象の上げ方、このコロナ禍の中でも会いたいと思ってもらえる人になるため「第一印象をよくする4つの方法」についてお話してきました。逆に、自分が相手を見るときは、人を見た目で判断しないように気を付けてください。

というのも、どんなにいい人でも常に機嫌よくにこにこしているのは難しいものです。機嫌がいい日もあれば、悪い日もあります。そのため、たとえ第一印象がそれほど良くなかったとしてもそこで付き合わないというのは可能性を狭めてしまうことになります。そのため、自分は第一印象を良くしつつも、相手は第一印象だけでジャッジしない。それを心掛けてください。

7)初対面の相手の基本情報を調べる

次に、具体的に人と会う時のことについてお話しします。相手と会う約束をする場合、どんなところで会いますか?完全なるビジネスの相手であれば、どちらかの会社に訪問することになるでしょう。そうではない、フランクな相手、または初対面なので気を使うものの仲良くなりたい人とは、どんなところで会う約束をしたらいいのでしょうか。

お店を決める前に、まずやるべきことは、相手がお酒を飲むか飲まないか、たばこを吸うか吸わないか、高級レストランがいいのか居酒屋がいいのかといった基本情報を知ること。直接連絡が取れる人であれば、連絡して聞いておくのがいいでしょう。

相手がSNSなどをやっている場合は、事前にチェックして、相手がどんなことに興味をもっているのかなどをリサーチしておくといいでしょう。初対面でも相手についてある程度情報を知っていくと、会話が弾み、相手から見た自分の印象度が1つレベルアップします。

8)初対面の相手とは1時間で切り上げる

ちなみにお店の選び方ですが、初回から格式あるレストランなどの静かすぎるお店は避けたほうがいいでしょう。というのも、まわりが静かすぎて会話がしにくかったり、逆に会話が弾まなくて無言の時間が続いてしまうと気まずくなってしまいうことがあります。

初対面の相手とは、少しにぎやかなお店にするといいでしょうね。時間も、相手が女性であれば、最初から1時間と時間を決めて、自分もそのあと予定を入れてしまう。この場合は、お酒を飲むよりも、軽くお茶をする程度。そのほうが金額的にも、心理的にも負担が少なくなり、誘われた相手は「この人と会ってもいいかな」とOKしやすくなるのです。

初対面にもかかわらず話が盛り上がって2、3時間たってしまう時もあるでしょうが、初回はできるだけ1時間で切り上げましょう。そのほうが相手に「もう少し話したいな」と思ってもらいやすくなります。また、相手から好意を持たれやすいのは、1回の時間を長くとるよりも、短くても何回も会うことです。「単純接触効果」といいますが、これをすることで、相手により親近感を持ってもらい、向こうから誘ってもらえる可能性も高くなります。

今回は、「コロナ禍でも会いたいと思える人になる」ということをテーマにお話しました。今、リアルな場での出会いがかなり減っています。だからこそ人との出会いを求めている人もたくさんいます。せっかくの出会いの場を次につなげられるように、今日お伝えしたことをもう一度読み直して、挑戦してみてください。

ただし、広くいろんな人と付き合っているとお金と時間がなくなります。「人脈を築く」という名のもとに、ただの浪費になってしまう可能性もあります。誰と会うかは、しっかりと考えておく必要があります。

image by: Shutterstock.com

岡崎かつひろこの著者の記事一覧

多くの人が仕事や人生において困ること。この力がないことで、どれだけ多くの人が悩んでいることでしょう。仕事が進まない、起業したがうまくいかない、恋人ができない、実はこれら全ては共通する問題により起きています。 それは、『人が集められない』 ということ。毎月1000人が集まる講演会を成功させるベストセラー作家であり起業家の岡崎かつひろが教える、コミュニティ作りと集客の秘訣。人が集まる自分になるための一歩を踏み出しましょう。

有料メルマガ好評配信中

  初月無料お試し登録はこちらから  

この記事が気に入ったら登録!しよう 『 岡崎かつひろの『好きを仕事にするための本当の考え方』 』

【著者】 岡崎かつひろ 【月額】 ¥990/月(税込) 初月無料! 【発行周期】 毎月 第1月曜日・第3月曜日(年末年始を除く) 発行予定

print

シェアランキング

この記事が気に入ったら
いいね!しよう
MAG2 NEWSの最新情報をお届け