打つべき手
ざっと、こんなお答えでした
- 毎月チラシを店頭で配っています
- 年間の販売促進計画は立てていません
- 月別の商品別売上データがあります
- 客数のデータは取っていません
- 買いやすい売り場にしているつもりです
- 顧客リストはありますが、何年も更新していません
- SNSが大事だとは分かっていますが、まだまだです
あなたの答えはどうだったでしょう。それはともかく、その後このお店とのヒアリングを通じて、いろいろな「打つべき手」が見えてきました。それを、販売戦略、商品戦略、販促戦略、顧客戦略、店頭管理、販売管理に分類して考えたのが以下のことです。
販売戦略
- 売上の多い商品の販売に注力して、売上を伸ばしていく
- 商品別年間売上目標を設定する
- 毎月の客数と客単価のアップ目標を設定する
- ネット販売を強化して、年商の20%を目標とする。
商品戦略
- 売上の7割を占める上位商品の品ぞろえを充実する
- 回転の速い必需品の品ぞろえで、顧客誘引につなげる
- お店独自の商品セットを考え、客単価のアップを図る
- 簡単な新商品の開発をして、差別化を図る
販促戦略
- 年間4回ほどの店頭イベントを開催し、客数のアップを図る
- イベントに合わせた折り込みチラシで新規顧客を取り込む
- 常連客には予告チラシを封筒に入れて、事前に手渡しをする
- 購入商品や配送商品に「お礼カード」を同封する
- 「当店流上手な使い方」などお役立ち情報をホームページやSNSに動画でアップする
顧客戦略
- 顧客リストを整理して、優良顧客へ重点的にアプローチをする
- SNSの発信をこまめに行い、若年層の顧客を増やす
店舗管理
- 売場レイアウトを変更し、顧客の回遊性向上を図る
- レジの位置を変更し、スペースの有効活用をする
販売管理
- 商品別月別売上目標表による販売管理をする
- 売上目標や実績数字を従業員全員で共有する
- 数年後の年商目標(中期計画)を決める
- 数年後のネット売上目標も決める
いかがですか。実際の具体的な品名や数字を示すことは出来ませんが、あなたのお店でも応用できることではないでしょうか。