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家族といえども面倒くさい「かまってちゃん」の正しいあしらい方

あの手この手で人の気を引こうとする、いわゆる「かまってちゃん」。学校や職場に存在するだけでも困ってしまいますが、家族の一員がそんなタイプだったとしたら、どのように対処すべきなのでしょうか。今回の無料メルマガ『システマティックな「ま、いっか」家事術』では著者の真井花さんが、「かまってちゃん」の根底にあるものを解説するとともに、付き合い方に関して2つの選択肢を提示。さらにこのような悩みを抱えている人にとって、心強いことこの上ない助言を記しています。

かまってちゃん

さて、本日はメンドクサイ人のお話。

いつも明るく穏やかに過ごしたいところですが、そうは行かないことが多い。それは新型コロナで、会社でも家庭でも同じですよね。

問題が起きる理由はさまざまですが、

がありますね。たとえば

こんな感じの人がいると、かーなり面倒ですね。いや、付き合うのが重たくて文字通り

からです。一般的にこういう特徴を持った人を

というようですね。言い得て妙なネーミングです( ̄∇ ̄)ほんとにとにかく構って欲しがるからね。

このタイプの人達の根底にあるのは

です。自分で自分が嫌いなので、誰かに褒めてもらったり構ってもらったり、なんらか反応してもらうことでなんとか自分を認められるんでしょう。

いや、身近に典型的なこのタイプの人がいるので、よーく分かるんですが、もう、全てが他人のせいなんですよね。

だという話を聞いたときには、マジで気が遠くなりましたね。なにその、コジラセまくった

( ̄∇ ̄;)相手の行動を待ち続けて、相手が行動を起こしてくれなかったら待っていた時間はムダになるんだけど、そのムダさよりも相手に行動を要求して拒絶されるかもしれない恐怖の方が上だと。くわーーーーっ。3回くらい生まれ変わっても幸せにはなれないわ。

ただ、その乾きはその人自身の内部にあるので、どれほど他人が承認してあげても

んですよ。もっと構ってもらいたくなるだけで。うん、難しいわ。いろいろと。

この場合、付き合い方はどうしても

の極端な二択になるんでしょう。

とはいえ、フツーは前者が選ばれるはずです。ドップリ関わるのは、とても大変で、こういっちゃナンですが、人間関係をその人のために世界を回すわけにはいかないですからね。

自己肯定感が低すぎて取り扱い注意…じゃなくて取り扱い面倒になっているかまってちゃんのお話でした。

しかも、困ったことにこういう人が周囲にひとりくらいはいるという現実。取り扱い注意レベルを超えて、取り扱い面倒レベルになっているので付き合い方としては

という極端な二択になるのではというところまでが前回でしたね。

私としてはオススメとしては、「関わらないようにする」です。いや、だって、私たちは自分の人生を生きるのに精一杯で、セラピストでもないのに、面倒な人のセラピーをやってあげてるヒマはないもん。

そういう一般論を分かった上で、ありがちなパターンごとに分けてみましょう。人間関係ってだいたい

かーなり大ざっぱですが、この3パターンです。要は、下に行くほど関係が切断しにくいイメージです。そして、当然ですが、もっとも厄介なのが「家族」の中にかまってちゃんがいる場合です。

あ、念のため書いておきますが、オトシヨリが加齢のせいでかまってちゃんになることもあるそうです。ですが、これは今回の話とは別ですよ。介護や老化のお話は、それはそれで別の問題があるんでしょうから。

で、一番関係を切りにくい「家族」の場合。これは本当に難しい。そもそも付き合った期間が長ければ長いほど、相手の毒が浸潤してきて、もはや優しく対応できなくなりますしね。

そして、問題解決っていうのは

が最も重要です。かまってちゃんに限らず、これは当てはまる原則みたいなもんですよね。

かまってちゃんも、本人がかまってちゃんだという自覚があってそれをなんとか変えたいと思っているなら、

でしょう。家族でなきゃ付き合いきれない話だしね。

ただ、かまってちゃんがその自覚を持つかというとフツーは難しいんじゃないかとも思うんです。そういう、自分を客観視できるくらいなら、かまってちゃんにならずに済むから。

となると、取り得る方法は

でしょうね。酷なことを言うようですが。そうしないと、浸潤してきた毒にこちらがやられてしまい人生がめちゃくちゃになりかねないからです。

こういうと

と謗(そし)る人もいるかもしれませんが、そりゃね、ハッキリ言って

んですよ。かまってちゃんが家族にいるからといってあなたの人生を捧げてかまってちゃんに付き合う必要はないんです。冷たいとかほざく他人さまは、軽く無視しておきましょう。

取り扱い面倒なかまってちゃん。どんな関係性だろうと、極端な二択の付き合い方しかできないのかもしれません。

image by: Shutterstock.com

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食べるのは大好きだけど、作るのは超苦手。棚拭きとアイロンがけが何より嫌い。そんな家事オンチだった私がソレナリに家事をこなせるようになったワケ。家事全体を見渡して、最小の手間で最大のリターンを得る、具体的なシステムをお知らせするメールマガジンです。

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【著者】 真井花(まないはな) 【発行周期】 週3回(月水金)刊

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