文在寅の憂鬱。元検事総長の政界登場で迫る投獄と“死の気配”

 

そうなのだ。現政権(文政権)のやりかたがあまりにも度を越して非公正で嘘ばかりがまかり通っていることに対して、せんかたなく自分が国の長となって、右でも左でもない立場から国を立て直したいと考えたわけである。韓国国民は、今か今かと、尹錫悦氏の政治舞台への登場を待っている。

6月1日のメディアによると、これまで経済学者や政治学者、IT関係者などと会って国運営の基礎固めをしていたのだが、いよいよ政治舞台へのデビューが迫っているようだ。ある関係者の話によると、「6月11日に国民の力の新しい党代表が選出された後、公開活動を始める」という情報もある。「新しい党代表が党体制をある程度整備した時点で、入党する可能性あり」ということだろう。

現在韓国内の話題をさらっている「国民の力」の党代表レース。ここで30代(1985年生まれ)のイ・ジュンソク(李俊錫)がセンセーションを巻き起こしている。世代交代の機運がものすごい状態になっている。おそらくこの李俊錫氏が当選するだろう。彼も、尹錫悦氏にラブコールを送ることしきりだ。ある程度党内が整ったあとの7月ごろに尹錫悦氏が「国民の力」に入党し、大統領選挙レースへと突入していく見通しだ。これだけ人々から望まれる人間も、そうはいない。来年2022年3月9日の第20代大統領選挙での健闘を、今から期待している。(無料メルマガ『キムチパワー』2021年6月1日号より一部抜粋)

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