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カギは「金利差」同じ銀行で住宅ローンを借り換えて総額を減らす方法

余裕を持って組んだつもりでいても、いざ支払い始めると思った以上に重たく感じられるのが住宅ローン。そんなローンの金額が減らせる方法があるのなら、是が非でも知りたいものですよね。今回のメルマガ『豊福公平の夢を叶えるハート&マネー』では、外資系生命保険会社出身で元ライフプランナーの豊福公平さんが、ローンを組んでいる銀行で有利な借り換えを可能にする方法を紹介。豊福さん自身もトータルで360万円も減額できたという、まずは電話1本入れるだけでOKという裏ワザです。

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住宅ローンの借り換えで月々1万円、30年間で360万円安くなった!

毎年6月といえば、ボーナスが出る時期ですね。

と同時に、住宅ローンの支払いがやってくる時期でもあります。今回は、この住宅ローンについてお話しますね。

みなさん、毎月の住宅ローンの支払いですが、少しでも下がったら嬉しくないですか?

たとえば、住宅ローンを固定で借りている人は、変動に替えたほうが、支払いが下がる場合もあります。

たとえば、以前、私は目黒区に住んでいたんですが、そのときは5,000万円の住宅ローンを組んでいました。A銀行で住宅ローンを組んで、毎月の支払いが14万円ありました。

しかし、同じA銀行に交渉したら、毎月の支払金額が1万円減りました。これは大きいですよ。支払いは30年近く残っていたのですが、毎月1万円×12カ月×30年なので、トータル360万円分安くなります。

住宅ローンを借りたときと現在の金利差は?

「え?そんなことができるの?」と思う人も多いでしょうね。固定金利は、変動金利に比べて高いので、固定から変動にしたら安くなるというのはわかるでしょう。でも、「変動金利から変動金利に替えることができるの?それでどうやって金利を下げられるの?」と。

実は、できるんですよ。

簡単にいうと、住宅ローンを組んだ時の金利と今の金利を比べてみて、今の金利のほうが安ければ、「今の金利に合わせてください」と銀行に交渉するのです。

「今、他の銀行からうちで住宅ローンを組みませんか?と提案いただいています。ただ、今まで御社でお世話になっているため、このままこちらの銀行でお世話になっています。他行からこれくらいの金利で提示していただいているのですが、もしよかったら下げる検討していただけませんか?」と聞くだけです。

一度、住宅ローンを組んでいる銀行に電話をしてみてください。

今、多くの人がテレワークになり、ご自宅で仕事されていますよね。昼間、自宅から住宅ローンを組んでいる担当の支社、または住宅ローンセンターがあるので、そこに1本電話を入れてみてください。

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他行の住宅ローン、変動金利はいくら?

そのまえに、まずやってほしいことがあります。

1つは、他行の住宅ローンの変動金利を調べること。たとえば、「住信SBIネット銀行であればすごく安いので、検討に入っています。もしよかったら少し金利を見直していただけませんか?」と、担当者に伝えるのです。

たとえば、住信SBIネット銀行なら、2021年6月に住宅ローンを組んだ場合、変動金利は0.428%です。さらに「三井住友信託銀行」の所定の取引をすると、年0.01%~最大0.03%を引き下げるプランも出ています。これはあくまでも一例ですが、今ご自宅の住宅ローンの金利がいくらなのかを確認して、高ければ下げる交渉をしてみてはいかがでしょうか。

住信SBIネット銀行 ネット専用住宅ローン 金利

たった1本の電話で金利を下げるチャンス!

電話代1回50円で、毎月1万円下がったらラッキーですよね。

このメルマガを読み終わったらすぐに電話すれば、早ければ来月くらいには金利が下がる可能性があります。同じ銀行だったら書類審査がないので、審査までの時間が非常に早くすみます。ほかの銀行だと、住宅ローンの審査が最初から審査が必要になるため、手間も時間もかかります。

毎月1万円も下がらなくても、毎月5,000円下がるだけでも年間6万円下がります。30年間で180万円下がります。

多くの人は、「月5,000円下がっただけじゃ大して変わらない」と思うかもしれません。

しかし、たった1本の電話でこの5,000円が下がる可能性があるわけです。

きっかけは住宅ローンの組み換え。成功体験が将来の資産を生むきっかけに

変わるのは、5,000円の金額だけじゃありません。

実際に実行してみた人は、この1本の電話がきっかけで、今後、お金に対する意識が大きく変わってきます。なぜならば、このたった1回の成功体験「住宅ローンの金利を下げられた」が達成感となって、ほかのプランもどんどん実行してみようと思うからです。

よく雑誌などで「お金が貯まる人vs.貯まらない人の行動術」などを特集していますが、まさにここが分かれ道です!

ちょっと大げさな言い方になりますが、もしここで電話をして金利を下げることに成功できたら、その人は今後、お金がどんどん貯まる人になるでしょう。仮に、住宅ローンの金利が下がらなかったとしても、「銀行に電話をして住宅ローンの金利交渉をした」という事実が励みとなり、同じくお金の貯まり方が変わってくるでしょう。

逆に「そうはいってもやっぱり面倒くさいな。5,000円くらい減っても大したことない」と思う人は、お金に困ることはないかもしれませんが、大きく増えることもないでしょう。

どちらを選ぶかは、あなた次第です。

● 『一生困らない自由を手に入れる お金の教室』(P90/住宅ローンを借り換えるタイミングは?)

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住宅ローン金利の引き下げ交渉!「銀行員への伝え方実例」

1つ気を付けてほしいのが、電話をするときの対応の仕方です。

私たち住宅ローンを組んでいる側からしたら、「銀行からお金を借りてやっている」と思うかもしれませんが、実際はその逆です。銀行が私たちに多額のお金を貸してくれているのです。とはいえ、銀行としても5,000万円のローンを手放したくはないはずです。

そのため銀行に問い合わせの電話をする際には、必ず「いつも住宅ローンを貸してくれてありがとうございます」という一言を付け加えてください。

そのうえで次のように伝えてください。「まわりの人から住宅ローンが下がるという話を聞きました。我が家も住宅ローンの金利について見直しをしたいと思っています。今○○銀行さんから借り換えの打診をいただいています。とはいえ、これまで長年(住宅ローンを組んでいる銀行)さんにもお世話になってきています。そのためよかったらこのままお支払いを続けさせてもらいたいと思います。もしよかったら毎月の住宅ローンの支払いを下げてもらえませんか?」

現在住宅ローンを借りている銀行の「住宅ローンセンター」に電話してみてください。相手が「検討します」といったら、「ぜひ一度検討してください」と伝えれば、それで大丈夫です。もし、ほかにも不安がある場合や、銀行にいろいろたたみかけられて断念した場合は、私が協力します。このメルマガにご連絡ください。

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image by: Shutterstock.com

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外資系生命保険出身の元ライフプランナー。 2005年にハイパーレスキュー隊員(公務員)からライフプランナーに転職。入社以来、毎年社長杯入賞、毎年MDRT(Million Dollar Round Table=世界71の国と地域に会員を持つ組織。毎年世界中の生命保険・金融サービス専門職のトップクラスのメンバーで構成される)入会の快挙を果たす。 新規のお客さまの世帯数は毎年100世帯を超えるトップセールスマンにまで成長することができた。 現在、Gift Your Life株式会社代表取締役社長。
人生設計のアドバイスをするとともに、エグゼクティブトレーナーとして経営者や組織のリーダー、人脈を構築したいビジネスパーソンに向けて「人脈開拓のための究極のリーダーシップ」を提供している。 著書に『たった20秒ではじめて会うお客さまの心をつかむ技術』(KADOKAWA)、『すごい交渉術』(SBクリエイティブ)がある。

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【著者】 豊福公平 【月額】 ¥880/月(税込) 初月無料 【発行周期】 毎月 第2金曜日・第4金曜日

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