その後、葵さんからはこんなお返事を頂きました。
パピーさん、お返事ありがとうございました。
こんな小さなことで…と躊躇していたのですが、思い切ってご相談してみてよかったです。特に「幸せ」には2つの側面がある…とのお返事は、私には考え付きもしなかったことで、とても納得しました。
実は、パピーさんに相談する前に、この「幸せ」についてネットでも調べてみたのですが、そこに書かれていた言葉は(パピーさんがおっしゃるように)なんか違うと思っていたし、今回、「2つの側面があって、それが互いに関係している」なんて考えはどこにもありませんでした。でも、本当にその通りだと思います。
パピーさんからのお返事を頂いて、真っ先に思い出したのが、娘が生まれるまでが大変だったこと(流産を繰り返し何度も落胆し、たくさん泣きました)。そして娘は生まれてしばらくはNICUに入れられ、おっぱいも上げられなかったのです。涙を流しながら搾乳した事もありました。あの時、神様に「命だけは取り上げないで」と何度願ったかしれません。
やっと退院しても、本当に弱々しくて、その後も病院通いが続いたのに、今では、それらをすっかり忘れ、いたずらをする娘を怒鳴ってばかりいましたが、あの時、もし命を落としていたら、今はなかったんだな…と思い出されました。
あの頃、先生から「もう大丈夫」と言われて退院できた時に、心からの幸せを感じたはずなのに、「命だけは…」の気持ちが「元気でさえいてくれたら…」になり「皆と同じように…」に変化し、そして今では「いい加減にしなさい!」となってしまっています。今気づきましたが、あまりにも感謝が足りませんよね。それで「幸せって何でしょうか?」なんてパピーさんに聞いているのですから、ホント、恥ずかしくなります。
幸せとは“「いいな♪」と感じる瞬間とそれを積み上げていくこと”+“「いいな♪」って感じる事ができる自分に成長していくこと”これをしっかり忘れずに、そんな私になれるように頑張ります。
そして…ご相談させて頂いた娘の「幸せじゃない」も、言葉の使い方を直してあげるだけでいいのでは?と言っていただいて「あ、それでいいんだ…」と安心しました。
昔の辛かったことを思い出し、元気でいてくれる今が、何より私の幸せだと思ったら、少々いたずらでも、ケンカをしても「そんなのどうでもいい」と思えるようになりました。
それからは娘にイライラすることもなく「幸せじゃない」の言い方についても「その使い方は違うよ」と冷静に話ができました。こちらが落ち着いて話をしたらわかってくれて、私の態度で子供の聞き方は全然違うんだ、とこれも新しい発見でした。
小さな相談だったかもしれませんが、丁寧にお返事頂いて嬉しかったです。今後もどうぞよろしくお願いします。
なるほど。娘さんが生まれるまでにはたくさんの苦労があり、生まれてからも大変だったんですね。でも今、お母さんがそれを忘れるほどいたずらをしたり、他の子とケンカができるのであれば、きっととっても元気になってくれたのだと思います♪葵さんも言われていましたが、過去の辛かったことを思い出せば、少々の問題も「そんなのどうでもいい」ですよね♪
葵さんは「小さなこと」と言われていましたが、この「幸せ」は決して小さなことではありません。もしかしたら、みんながそれを求めているのに、明確な考えが見つからない事からも、とても大きなテーマと言えるのでは?と思います。
特に今までこの「幸せ」について、私の考えをお話したこともなかったので、今回、メルマガへのご紹介をさせて頂きました。人によって、その方が思う価値が違う様に、誰にでも当てはまる「幸せの定義」なんてないのですが、私はこんな風に考えているという事で、ご理解いただけたらと思います(^^)
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