(2)直接会わずに贈るギフト案
物質的なギフトの送付に時間がかかったりコロナ以前のように直接あって手渡しできない場合のためのギフト案はいろいろ出てまして、参考までにマッシャブルの記事を引用します。
いわゆる、贈る相手の住所を知らなくてもメールやソーシャル・メディアを通じて気軽にギフトを贈れるサービスで「ソーシャル・ギフトおよびデジタルギフトと呼ばれるマーケティング手法」ですが、以下のようなものが挙げられています。
- 映画やドラマなどのストリーミング・サービスの会員の権利(Netflixなど)
- スーパーやECサイトの会員の権利・お酒のECサイト用のギフトカード的なもの(アメリカではWinkというワインのサブスクリプションなど)
- その他様々なサブスクリプション(月額いくらいくらで継続購買する)方式の権利
- 飲食関連(食事、ケーキやスイート、コーヒー、その他)のデリバリーの権利
等などです。
これらの品々は、自分が購入するだけでなく、誰かへのギフトとして購入し、Eメールで通知を送る仕組みが、だいぶ昔からできているものが多めです。
ご参考:
● How to give a good gift when you can’t see the person *in* person”
また、「贈る相手の住所を知らなくてもメールやSNSを通じて気軽にギフトを贈れるサービス」もいろいろ出てまして、例えば、
● 「ギブトル(Gibtr)」
というスタートアップ企業もあったりします。
これは、
「同僚の住所がわからなかったため、同僚に誕生日の御馳走を送る方法を見つけられなかった」という創業者が、ギフトの受け手の住所がわからなくても送れる仕組みをつくりたいということで昨年2020年後半にロサンゼルスで立ち上げた会社だそう。
同社によると、
プライバシーへの懸念が高まる中、人々は通常、物理的なアドレス(つまり、自宅の住所)を共有しなくなりました。
新型コロナウィルスにより、人々は、直接会うことが常に可能ではなくなりいつの間にか、贈り物を届けることは困難になっています。
…とのこと。
そんな時代だからこそ、「ギブトル」(Gibtr)が役立つ…とのこと。
これは特にアメリカは日本と違って携帯番号ですらクライアントにかってに会社の人であっても教えたりは絶対してはいけないほどプライバシー維持に厳しいです。
なので、自宅勤務とかになっても、どちらかの家でミーティングとかはなく、中間地点のカフェなどでミーティングとかしたりします。
「ギブトル」はそれこそコロナ以前から求められていたサービスなのかもしれません。
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