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朝を制する者は未来を制す。“時間管理のプロ”が明かした「朝時間」活用法

1分1秒でも長く布団に入っていたいこの時期だからこそ、1日たった30分の早起きがライバルとの差をつけるのに大きな力を発揮することに繋がるようです。今回のメルマガ『石川和男の『今日、会社がなくなっても食えるビジネスパーソンになるためのメルマガ』』では、6つの仕事を掛け持ちする時間管理の専門家であり建設会社の役員も務める石川和男さんが、自身も実践し数々の夢や目標を実現してきたという「朝の時間」の活用法をレクチャー。毎朝無理なく起床し机に向かうことを可能にする「2つのテクニック」を紹介しています。

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寒さに負ける人が増える今だからこそ、朝時間で目標を実現させよう!

だんだんと寒くなり、布団から出るのが億劫になる季節がやってきました。

このまま出勤する直前まで寝ていたい。羽毛フトンにくるまりながら、ダラダラと時間だけが経過していく……。

その気持ち、よくわかります。二度寝ほど幸せなものはない。暖かい布団のなかでまどろむ時間、ゆっくりとまた眠りのなかへ落ちていく瞬間のなんとも言えない多幸感。

ですが、その多幸感から目覚めると、「はぁ、今日もまた出勤ギリギリまで寝てしまった」と決まって後悔が襲います。

多くのビジネスパーソンが、このような習慣になってしまう今だからこそ、「朝の時間」を有効に活用し、その他大勢に差をつけられることができます。

朝時間を制する者は、未来を制す!

私は出勤前の「朝の時間」を有効活用することで、数々の夢や目標を実現してきました。

朝30分だけでも早く起きれば、1週間で3.5時間、1ヶ月で15時間、1年でなんと182時間も、スキルアップ、キャリアアップ、語学や資格試験の勉強に時間を使うことができます。出社ギリギリまで寝ているビジネスパーソンと、かなりの差をつけれますよね。

寒くなってきた今だからこそ、朝というゴールデンタイムを活用し、あなたの夢を叶えたり、目標を達成したり、先延ばしにしていたことを片づけましょう!

なぜ朝の時間が大事なのか

夜は急な残業があったり、上司や友達に飲みに誘われることもあります。また、仕事で長時間働き、ヘロヘロになった状態で、「さぁ、やろう」と思っていても、なかなか計画通りにいかず、三日坊主になってしまいます。

厚生労働省は「健康づくりのための睡眠指針」のなかで、「人間が十分に覚醒して作業を行うことが可能なのは、起床後12~13時間が限界であり、15時間以上が経過すると酒気帯び運転と同じ程度の作業効率まで下がる」と発表しています。

つまり、朝7時に起きる人は、19~20時が覚醒して作業を行う限界で、22時以降は酒を飲みながら作業を行っているのと同じ状況になると言うことです。そのような状態で、勉強しても集中力が続かず、三日坊主で終わる可能性は高くなります。帰宅してから勉強するのは非効率なのです。

同じ「30分」という時間を使うなら、メールも電話もこない。誰も遊びにこない(朝から遊びにきたら追い返しますね 笑)。部下からの声掛けもない。新鮮な空気を吸いながら集中力の高い時間帯に行うほうが、何倍も効果的、効率的なのです。

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早起きは気合いでは続かない。仕組み作りで、朝の時間をスムーズに確保!

「よし!朝早く起きて人生を変えよう」と意気込んでも、やっぱり朝起きれないというあなた。

今回はわたしが実際に行なっているテクニックを2つご紹介します。

1.無我の境地で即行動

多くの人は「寒いなー」「眠いなー」「企画書作り込めていないから上司に怒られそうだなー」と考えているうちに起き上がれなくなります。

メル・ロビンスさんが提唱している脳科学の話では、「人は5秒経つと、やらない言い訳を考えはじめる」そうです。

なので、言い訳を考えはじめる前に起き上がりましょう。考えるのは起き上がってから。目覚ましの曲が鳴ったらすぐ起き上がるなどのルールを決めて、無我の境地で起き上がり、そのままトイレに行くなど、起きてすぐに行うルーティンを決めて実践しましょう。

2.具体的な数字で脳に指令を出す

人は、いろいろな思いから、何かをやろうと決心します。しかし、何かを始めるとき、「〇〇のため」という目的がなければ長続きしません。「〇〇のために××をしよう」と考える。「〇〇のため」が目的で「××をしよう」は目標です。つまり「目的と目標」をセットにして設定しなければ続きません。

さらに、いつまでに終えるかという期限と具体的数字で計画を立てる。

たとえば、「行政書士の試験に合格する」は【目標】です。

その前提に、「パワハラやモラハラの酷いこの職場から脱出して、一国一城の主になりたい」、これが【目的】です。

職場での許可関係の書類が落ち着くのが1月後半だから1月31日にまでに雑務を終わらせて、2月1日から本格的に勉強を始めよう。【期限】は、試験日の11月14日。

それまでに参考書3回転と問題集を5回転、模擬試験を4題、1日3時間勉強する計画を立てようと、計画を【具体的数字】に落とし込む。

つまり目標、目的、期限、具体的数字が必要なのです。

朝時間を効果的に使うには、「将来どうなっていきたいのか、そしてそれは何のためなのか、期限はいつまでなのかを、まず考えて、そのために効果的で価値のあることを具体的数値を使って計画をたて朝時間にあてていく」ことが大切です。

期限があるからこそ、あなたを動かす動機となり、そして朝の時間を有効に使っていく原動力となります。

時間は命。

時間は、人間に平等に与えられた唯一の資産です。その資産をどのように使っていくかであなたの人生は大きく変わっていきます。

今、何か達成したい夢や目標、溜まっているタスク、気になっていることがあれば、ぜひ朝の時間を使い効果的に使っていきましょう。

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image by: Shutterstock.com

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アナタの会社はなくなる?? 平均寿命が80年、働く期間は約45年。一方、会社の平均寿命は23年と言われています。会社のほうが圧倒的に寿命が短い。さらに、AI時代の突入で、10年~20年の間に現在の仕事の9割は無くなると言われています。同じく9割の人が、今の仕事と違う仕事をしていると言われています。そんな状況のなかで、会社がなくなっても食えるビジネスパーソンになる方法をお伝えします。

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