現役探偵は「業界の大物」と接触したいときどんなテクニックを使うのか

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世のすべての営業マンが切望しているのが、優良顧客の獲得。たとえば「業界の大御所」とお近づきになれたなら、その可能性は一気に広がると言っても過言ではありません。そんな人物と知り合う方法をレクチャーしてくださるのは、現役探偵の後藤啓佑さん。後藤さんはメルマガ『探偵の視点』で今回、自身が実践している探偵ならではのテクニックを紹介しています。

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週替わりコンテンツ:「営業の極意」

このコーナーでは、「今月の相談」「案件から見る恋愛」「使える企業知識」「営業の極意」など探偵の職務内容から「紹介したい!」と抜粋したものを週替わりで掲載していきます!今週は、「営業の極意」のコーナーです。

探偵という職業柄、仕事を獲得する「営業活動」は僕にとっては関係のないことでした。

探偵業界は、昔から仕事を取りに行くというよりは、HPや広告などでお客さんが引っかかるのを「待つ」という側面が強かったのです。

しかし、どの業界にも「仕事を取れる」人はいる。そうなると何がよいか。

質の高い仕事が舞い込む確率がとても高くなり、結果としては単価もよく、「やりたい」と思える仕事を自分で選択できるようになるのです。

僕自身、現在は営業活動を通して能動的に集客しています。

このコーナーは、特殊なものを売る極意をお伝えします!

今回は「大御所たちへの会い方」という裏ワザをお伝えします。

新規顧客開拓の基本は、インサイドセールスを除けば人に会うことですが、通常、人に会うという行為の前にアポイントをとるというステップが必要になってきます。

しかし、業界の大御所に会いたくても果たしてアポイントがとれるでしょうか?

自身に地位があればアポイントまでこぎつけるのは可能でしょうが、無名であれば難しいでしょう。

そうすると、大御所と話すことは不可能なのか?

決してそうではありません。

1つだけ可能な方法があります。

それは、「相手のフィールド外で会う」ということです。

正面突破ではいけません。

アポ無し訪問は迷惑になるだけで、自分の価値さえ下げてしまいます。

相手が事務所や会社の中にいるのであれば、そこを狙ってはいけません。

相手のフィールドに無名の人間が入って行っても、相手にされることはないからです。

僕が使った手法は、ターゲットの大御所の側近の部下とまずは仲良くなり、大御所が行く店(飲み屋)を聞き出すのです。

そこへ2、3回通えば、店員さんにはなんとなく顔を覚えてもらえるようになります。

次に行うことは、店員さんに「~業の人を探している」という悩み相談をするのです。

すると、多少テクニックが必要ですが、1ヶ月ほどで紹介してもらえるケースが多いです。

店によっては一切通用しない店もありますが、どうしても会いたい(もちろん、相手方にもメリットがあるのは大前提です)大御所がいる場合は、こういったお店から攻めていくのも手ではないかと思います。

僕はそれで立場がある弁護士さんと知り合いになれましたし、大きい企業の社長とも知り合いになり、仕事を頂いたこともあります。

勇気と根気が必要ですが、財力や社会的地位がないフェーズではやってみる価値はあるのではないでしょうか。

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後藤啓佑この著者の記事一覧

平成3年生まれ。探偵歴10年。愛知県出身。好きな調査シーンは張り込み。19歳から探偵の修行を始め、他の職業をやることなく社会に出て現在までずっと探偵。中高生の頃から中南米地域に興味があった為、好きな探偵と中南米を合わせよう!ということで23歳のときに中南米で探偵をする為グアテマラ入りをする。グアテマラにて活動後、事業の基盤作りの為帰国。まずはアジアからということで現在はバンコクやマニラなどでの調査を経験しながら、国際探偵への道を走っている。多くの男女トラブルや企業内外の調査を受けている。

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