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知られざるパパ活アイドルの実態。「乃木坂46」中西アルノは氷山の一角、芸能界に蔓延する深い闇

アイドルグループ「乃木坂46」史上最速センターに抜擢との触れ込みで話題となっていた中西アルノ(18)。パパ活疑惑が報じられたことで、これまた史上最速でセンターから陥落してしまった。過去の話とはいえ、ファンにとってはショッキングなこの話、実はアイドルの世界ではよくある話だという。芸能記者歴30年のベテランジャーナリスト・芋澤貞雄さんがそんなアイドル界の闇を暴露します。

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「乃木坂46」中西アルノのパパ活騒動は“暴露のはじまり”

加入3週間で「乃木坂46」の新センターに抜擢されたばかりの中西アルノが『文春オンライン』に“パパ活疑惑”と暴露され、“活動自粛”が発表されました。

御披露目も済まないうちの“活動自粛”発表に何か違和感のようなものが残りますが、3月5日に初披露された新曲では、斎藤飛鳥と山下美月が代役を務めました。

『文春~』はこの中西から、実際に“個人営業”を受けたという30歳代の男性を取材しています。

“個人撮影”という名目で1時間3,000円、平日の16時にJR千葉駅の改札前で待ち合わせをした…と。料金は完全前払い制で、この日はカフェ、ゲームセンター、焼き肉レストランを巡ったといいます。

“個人撮影”とは名ばかりで、この男性は満足なカメラも持っておらず、スマホで数枚の写真を撮っただけだったそうです。これは2020年11月のことだったといいますから、中西は17歳です。

話だけならいざ知らず、この時に撮ったという写真付きで暴露されては、どう考えてもアウト!でしょうね。

芸能界では昔から、アイドルに関するこの手のスキャンダルは結構ある話です。さすがに私が週刊誌記者だった頃に“パパ活”なんて言葉はありませんでしたけれど。

当時多かったのは“あのアイドルはいかがわしい仕事をしていた…”といった告発もののタレコミであったり、“俺はあのアイドルの元カレで…”といった電話です。

前者のタレコミは、今はブリブリのアイドルが“風俗関係の店で働いていた”という過去を蒸し返すもので、元常連客とか元同僚からの出所と思われるものでした。

元同僚からの情報に関してはジェラシーからのタレコミがほとんどでしたから、話半分で聞くのがこの手の取材の基本でした。ジェラシーからの、勢い余って尾ひれが付いた話を鵜呑みにすると、こちらが火傷を負う危険性が十分にありましたから…。

対応が難しいのは後者のタレコミです。

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事務所の身体検査にも限界があるのが実態

この手のタレコミは単なる“元カレだった自慢”ではとどまらず、最終的にはツーショット写真を担保に金銭を要求してくるケースがほとんどだったからです。

ツーショット写真には相場がありませんから、交渉が本当に大変でした。あまりこの交渉が長引いてしまうと、もっといい条件で買うという他媒体に横取りされてしまうことも度々でした。

読者の方からはこういったスキャンダルが公になる度、芸能プロダクションの“身体検査(事前調査)”の甘さを指摘する意見が聞かれますが、実際には目が行き届かないというのが現実でもあります。

いわゆる人気アイドルグループのオーディションの場合、二桁万人近い応募があるわけですから、その中から将来性のある子を何人かに絞ったとしても、そのひとりひとりの素行調査に時間をかけるなんて現実的に不可能と言えるでしょう。

アイドルになりたい彼女たちが「過去に風俗関連で働いてました!」…なんて自己申告するわけはありませんし…。

せめて新センターに抜擢すると内々で決めた段階で何らかの身体検査をするべきでしたが、運営会社の現実を考えると後手にまわってしまったことも理解出来ます。

この問題をベテランの芸能マネージャーにぶつけると、こんな答えが返ってきました。

「売れる子って、少しくらいヤンチャな方がむしろいいんだョ…」

頭が良くて、見るからに清純そうな子より、むしろ少々陰がある子の方が芸能界では成功すると言うのです。

“陰”といっても限度があります。ですからこのマネージャーは女の子をスカウトするとき、その陰の部分に神経を尖らせる…とも教えてくれました。

デビュー直前にケチが付いてしまった中西は、今後どんな売り方をしていくのでしょうね。

『文春~』で暴露した男性は、2度目に中西と会った時はカラオケボックスにも行ったと言っています。“パパ活”で鍛えたその歌唱力を、是非聞いてみたいものです。

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プロフィール:芋澤貞雄
1956年、北海道生まれ。米国でテレビ・映画のコーディネーター業を経て、女性週刊誌などで30年以上、芸能を中心に取材。代表的スクープは「直撃! 松田聖子、ニューヨークの恋人」「眞子妃、エジンバラで初めてのクリスマス」。現在も幅広く取材を続ける。https://twitter.com/ImozawaSadao

記事提供:芸能ジャーナリスト・芋澤貞雄の「本日モ反省ノ色ナシ」

image by : 乃木坂46 公式サイト

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