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プーチンの「モンスター化」を助けた米国が犯し続ける対ロ政策の失敗

西側諸国からいかなる批判を受けようとも、ウクライナへの侵略行為を続けるプーチン大統領。もはや制御不能と言うほかないロシアの独裁者の悪しき権力は、何を背景にここまで肥大化してしまったのでしょうか。今回のメルマガ『冷泉彰彦のプリンストン通信』では米国在住作家の冷泉彰彦さんが、現在の事態を招いた責任の一端は、30年間に渡るアメリカの対ロ政策のミスにあるとし、その理由を解説。中でもクリントンとブッシュ両大統領時代の16年を、「悪手の続いた不幸な時代」と位置づけています。

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アメリカのロシア政策、ミスばかりの30年

ロシア=ウクライナ戦争を考えるとき、2つの大きな疑問が常に頭から離れません。1つは、第二次大戦後に国際連合を作って世界大戦を防止し、少なくとも民間人の大量死を含む正規軍の正面衝突という事態は、人類は回避してきたわけです。その平和がどうして簡単に崩壊したのか、これはその意味合いの大きさもそうですが、とにかく重たい問いとして残ります。

大きく世界を俯瞰して見た時に、戦後77年を経たこの期間、前半は冷戦の時代であり、後半はテロ戦争の時代でした。冷戦期には多くの代理戦争がありましたが、大規模な正規軍による総力戦に近い状態というのは、非常に少なかったのです。ベトナムでの米国は、一種の傀儡政権である南ベトナムを建前に立てていましたし、朝鮮戦争の場合も前面に出ていたのは国連軍という建前でした。

テロ戦争も同じで、国連のお墨付きを得た多国籍軍や有志連合という形態が建前として据えられていました。少なくとも、軍事大国が自国の利害という露骨な戦争目的で堂々と隣国に総力戦に近い、しかも大量の民間人迫害を伴う戦役を仕掛けるということは、制度上想定されていなかったように思うのです。

もう1つは、ソ連解体という事件の意味合いです。1991年にソビエト連邦は崩壊しました。結果平等、格差是正という建前が、その手段として独裁を許容したことで、恐怖政治に堕落し、その後も寡頭制+計画経済という歪んだ体制に軍事覇権が付加されていた奇怪な政治体制は消滅したのです。

ですから、世界中の人々は、1990年から91年にかけてソ連が崩壊した際には、これで自由世界が勝利し、選挙による多数政党のチョイスと言論の自由、人権の擁護、そして自由経済という概念が最終的な勝利を収めたと思ったのでした。

ですが、今回の事件はその「勝利」の感覚が誤りであったことを証明しています。少なくとも、不正や脅迫のない自由選挙による民主主義、言論の自由と基本的な人権、生命の尊厳の保証、自由競争による経済の繁栄といった「自由主義革命の夢」は、ほぼ完全に打ち砕かれてしまいました。

現在のロシアは、プーチン体制という途上国独裁があり、これがエネルギー産業を中心として個人的な人脈で形成された経済と癒着しており、更に軍事的覇権主義が権力の源泉となって軍事ポピュリズム的な世論を人工形成することで、少数意見を圧殺する体制となっています。いわば、平等主義なき共産主義であり、熱狂なきファシズムという形態であり、また悪いことに不完全ながら公選制度を権力の権威付けに使っていることから、有権者を共犯者として取り込んでいるわけです。

つまり、1991年にロシア国内の人々も含めて、世界中が感じた「これで自由と人権と平和が勝利した」という感覚は、30年を経て「ほぼ完全な裏切り」に会っていると言っても過言ではないでしょう。その落差の大きさには恐怖を覚えます。

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こうした歴史の流れについて、ロシアの文化、文明、風土、人心などに責任を帰するのは簡単です。ですが、冷静に考えてみた際に、たとえばロシアの政治的な「競争相手」であるアメリカは、この30年にわたってロシア政策において、ひどい失敗を繰り返してきたのも事実だと思います。この間のほとんどの大統領が、ロシア政策で誤りを犯し、その間違いが積み重なることで、現在の事態を招いたという評価も可能でしょう。

今回は特に、アメリカの歴代大統領、クリントン(1993~2001)、ブッシュ(2001~2009)、オバマ(2009~2017)の3代の大統領が、いかにロシア政策において失敗を続けてきたのかを考えてみたいと思います。

まず、90年から91年のソ連崩壊当時のアメリカの大統領は、ジョージ・H・W・ブッシュでした。後のジョージ・W・ブッシュの父です。彼は、副大統領としレーガン政権を支え、静かにソ連を崩壊へと追い詰めて、軍事紛争を全く排除しながら東欧圏の解放とソ連の崩壊を「実現」したのでした。一方で、サダム・フセインのクエイト侵略問題は、力による現状回復を電撃的に実現しました。

ですが、結果的に「ソ連崩壊後のロシア」に関しては、安定した国民国家としての「国のかたち」形成について、よく言えば当事者に任せてしまい、悪く言えば無責任にも放置したのでした。ただ、ブッシュ(父)の場合は、国内経済の改善が喫緊の課題でしたし、とにかく1期で下野したこともあり、大きな責任を問うのは難しいと思います。とにかくソ連崩壊直後のロシアは、通貨危機、食糧危機が進行しており、国のかたちどころではなかったわけです。

その時期、つまり91年から92年一杯の状況において、ブッシュ(父)ができたことというのは、とにかく戦争の種を摘み取り、国境を確定することぐらいだったと思います。

問題は、次のクリントンです。1993年にクリントンが就任したのと、ほぼ同時にロシアではチェチェン共和国での独立運動が発生しました。この独立運動ですが、クリントン政権としては、当初は民族自決の建前から、チェチェン独立運動を静観する構えでしたし、エリツィン政権のロシア軍がグロズヌイなどに無差別な爆撃を加えることに関しては、調停の姿勢も取っていました。

またアメリカの諜報機関は、ロシア軍の動向をチェチェン軍に流して、間接的に支援していたこともあったようです。アメリカ民主党の中でも、例えばカーターの知恵袋であったブレジンスキーとかは、コーカサス地方におけるロシアの他民族への圧迫は問題であり、ジョージアの自立度向上に加えて、チェチェンの独立も支持する方向でした。ですから、初期のクリントンはその影響を受けていたと思われます。

ですが、ここが歴史の暗部としか言いようのない問題なのですが、1995年前後からチェチェンは徐々にイスラム原理主義の影響を受けてきました。また、この時期からは、クリントンはアルカイダとの暗闘に入っていったのです。そこで、「何か」が変わったのでした。クリントンはチェチェンとの距離を置き始めたばかりか、1996年4月には、人望厚いチェチェンの指導者、ジョハル・ドゥダエフに対するエリツィンの暗殺作戦を幇助した疑いがあります。

一部の資料によれば、ドゥダエフは暗殺を恐れて農村に潜伏していたのですが、必要に駆られて衛星通信による携帯電話交信を行った直後に、誘導ミサイルで暗殺されています。その位置特定という諜報活動は、当時のロシアには不可能であり、クリントンが関与した可能性が高いというのです。

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クリントンとしては、アルカイダなどの原理主義テロは抑えなくてはならないし、同時にエリツィン政権という「決して基盤が強固なわけではない」民主政権を支える「べき」という判断があったのだと思います。諜報コミュニティにおいて「クリントンはエリツィンが共産党に敗れるようなことがあっては困る立場だったんです。ロシアが共産主義に戻ったのは自分のせいだと言われたくなかったからです。だから諜報関係で全面的に協力したんです」という証言もあります。

クリントンとしては、その後の1999年にはコソボ戦役をやって、ロシア正教のセルビアを懲罰して、イスラム教のコソボを助けたことで、バランスを取っていたのかもしれません。ですが、1996年のチェチェン見殺し以降、クリントンのロシア政策は迷走したとしか言いようがありません。これがやがて、1999年には、チェチェン和平の破綻、第二次チェチェン紛争の勃発へと発展していきます。

こうしたボタンの「掛け違え」が壮大なエスカレーションを見せたのが、ブッシュ時代(2001~2009)でした。ブッシュの軍事外交政策ということでは、勿論、その柱は2001年9月の「911テロ」を契機とした反テロ戦争であり、具体的には「アフガン戦争(2001年10月~)」と「イラク戦争(2003年~)」でした。

そのブッシュですが、2000年の選挙の時点では評価はかなり曖昧でした。一般的な世論のイメージとしては「二世政治家として親のプレッシャーで歪んだ前半生だったが福音派の信仰で立ち直った庶民派」という「いい加減」な人物像が語られる一方で、大統領選を戦ったライバルのアル・ゴアは「マジメ一本の堅物」だとされて、庶民派が真面目に勝ったというような、全く無責任な選挙戦が展開されたのでした。

結果的にブッシュが勝ったわけですが、政権が弱体になるという不安感に対しては、共和党筋からは「副大統領にはベテランのチェイニー、外交補佐官にはコンディ・ライスという秀才がサポートする」から大丈夫というアナウンスが散々されていたのを思い出します。

チェイニーはチェイニーですが、問題はライスで、彼女はロシア政治の専門家ということになっていました。そして、実際にブッシュ政権の政治において、ロシア対策を必死にやったのです。それは「対テロの戦い」について、アメリカの姿勢を理解させるという工作でした。

工作は2つあり、1つはアフガン戦争における北方のキルギスとウズベキスタンにおいて、米軍が攻撃拠点を借用することに関して、ロシアに了解させるという点、もう1つは、イラク戦争においてイランやシリアに介入させないという工作でした。

プーチンは、この工作に関してはアメリカに協力したわけですが、同時にこの「反テロの作戦」という「アメリカの大義」を利用したのでした。この時期から、戦闘面で押されていたチェチェン独立派は、一部でテロ活動に走っていたようで、モスクワなどで大規模な事件が起きていました。

プーチンは、この「チェチェンとの戦い」は、アメリカの「サダムやアルカイダとの戦い」と同質の正義であるということにして、結果的にブッシュはこの原理を認めた格好になってしまったのでした。そのプロセスも、とにかくプーチンのやりたい放題でした。例えば、2002年の10月にモスクワで発生したチェチェン独立派によるとされる「劇場占拠事件」では、大勢の観客を人質として劇場内に監禁した事件への対処として、化学兵器が使用されました。

つまり、一部の逃げ遅れた人質には犠牲が出ても構わないので、犯人は全員その場で殺害するという作戦です。ロシアは「緊急避難的な使用」だとしており、結果的に人質が100名以上死亡しましたが、犯行グループは全員が死亡(射殺も含めて)しています。

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この事件では、「泳がせ疑惑」「おとり工作員による教唆疑惑」などがありましたが、真相究明に動いた複数の人物は後に怪死しています。こうした一連の流れの中で、いつの間にか

「チェチェン独立派はアルカイダと同じテロリスト、従って超法規的に殺害してもいい」

「とにかくチェチェンなど、旧ロシア共和国内の共和国の独立は認めない」

「緊急避難的に化学兵器を使用することが既成事実化」

「真相究明に対して闇の迫害が行われても、知らんぷり」

という状況が確立しました。しかも悪いことに、911以降の戦争遂行に伴って、原油価格は高騰し、プーチンのロシアはビジネスとしても、大いに成功してしまったのです。

状況が変わったのは、2008年でした。北京五輪の開会式と同時進行する形で、コーカサスの独立国であるジョージアは、ロシアがコントロールしている「南オセチア」を奪還すべく軍事作戦を起こしてしまいます。当時のジョージアの大統領である、ミヘイル・サアカシュヴィリが独断で行動したとされていますが、アメリカのネオコン勢力とジョン・マケインが仕掛けた可能性があります。

ネオコンを含めたアメリカの軍事コミュニティとしては、この辺りでプーチンを止めないと大変なことになると焦ったのかもしれません。ですが、結果的にはサアカシュヴィリの作戦は失敗して、ロシア軍に蹴散らされ、かえって南オセチアはロシアに完全に支配される格好になってしまいました。

ということで、ここで登場するのがオバマです。オバマは、個人的にはプーチンというのは、相当に怪しいと思っていた「フシ」があります。ですが、オバマもまた、行動としては徹底しませんでした。

例えば2011年に発生したシリアにおける「アラブの春」では、自由シリア軍とクルド勢力を中心にアメリカが支援し、アサド政権を崩壊に追い込むシナリオもあったはずです。ですが、オバマは、反アサド派の中には当時のヌスラ戦線など「アルカイダ系」が混じっているとして、支援を躊躇。結果的に自由シリア軍を見殺しにしてしまいました。

その結果として、ロシアの支援するアサド軍は、自国民の虐殺を含む反体制派狩りを敢行、大都市アレッポは廃墟となりました。また、化学兵器も使用されて多くの被害が出ました。

一方で、この時期のロシアは、オイルマネーだけでなく、政府の公的資金が不正な形で主要な政治家や大富豪に流れるシステムがありました。彼らの多くは、欧州の銀行を舞台に、堂々と資金洗浄を行って、不正に横領した資金を個人資産に組み替えていたのでした。

オバマはおそらくこの動きを知っていたと思われますが、ここでも徹底対決は回避しています。つまり、2009年からの欧州金融危機においては、銀行の取締りを強化すると、倒れる銀行が出るという中で、欧州の金融界には厳しい規制がかけられなかったのだと思われます。

そんな中で、こうした資金洗浄や公的資金の横領といった「プーチンとオリガルヒの犯罪」を暴露する動きも出てきました。そんな中で、2009年に告発者であるロシアの弁護士、セルゲイ・マグニツキー氏が獄中でロシア関係によって虐殺された事件は世界を震撼させました。そしてオバマは、この事件の再発防止を狙った「マグニツキー法」制定を推進、この時点では、ロシアの「プーチン体制は決して堅気ではない」ということで、オバマや民主党は腹を括っていたのだと思います。

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ですが、これに対するプーチンの対応は、テックを使った選挙介入を行って、ほとんどロシアの工作員に近いコントロールの可能な、ドナルド・トランプをホワイトハウスに送り込むという仰天策でした。

以降の経緯は、何度もこのメルマガなどで書いていますので、皆さんご存知だと思います。ですが、1990年以来の歴代のホワイトハウスの主たちが、ソ連崩壊後のロシアが「健全な民主主義国」に発展することに手を貸さなかったばかりか、プーチン体制という危険な政体が「成長して」行くのを放置した、いや幇助したというのは明らかだと思います。

オバマの対応も不徹底でしたが、オバマが2009年にホワイトハウスを継承した際には、事態は相当に悪化する一方で、リーマンショックによって打つ手がない状態だっと思います。そう考えると、クリントンとブッシュの16年というのは、今から考えると「ボタンの掛け違え」が「巨大な脅威」に育ってしまった訳で、悪手に次ぐ悪手の続いた不幸な時代と言えます。

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東京都生まれ。東京大学文学部卒業、コロンビア大学大学院卒。1993年より米国在住。メールマガジンJMM(村上龍編集長)に「FROM911、USAレポート」を寄稿。米国と日本を行き来する冷泉さんだからこその鋭い記事が人気のメルマガは第1~第4火曜日配信。

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