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乃木神社を「近所の氏神様」扱いで大炎上。立憲・泉代表の無知と無関心

多くの批判の声が上がっている、立憲民主党泉健太代表の乃木神社への初詣。まさに「大炎上」の様相を呈していますが、そもそもここまで問題視される理由はどこにあるのでしょうか。今回のメルマガ『冷泉彰彦のプリンストン通信』では著者で米国在住作家の冷泉彰彦さんが、同神社の祭神である乃木希典が残した「4つの謎」を取り上げ解説。さらに乃木死後の神格化について、その問題点を考察しています。

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乃木神社は近所の氏神なのか?立憲民主党 泉代表の無知無関心

立憲民主党の代表である泉健太議員が、明治期の陸軍大将であった乃木希典を祀る神社に初詣に行ったそうで、これに対する批判が殺到して「炎上」状態になっています。確かに、昭和後期の世相の中では、他でもない軍人乃木希典を神格化するなどというのは、タブー中のタブーであり、左派政党の党首が、乃木神社にお参りしたなどというようなことは、例えば日本の右翼が突然反戦反核のデモに参加するのと同じぐらいのミスマッチ感があるわけです。

ただ、泉議員はこうした批判に屈服することはなく、「近所の神社で国家繁栄、家内安全を祈ることが『軍人を神と崇める行為』とされるとは…」などと批判に対する反論を行っていました。ただ、この反論が行われたのが、CXのBSでやっている反町さんの「プライムニュース」での発言だったり、これと前後して「維新との連携」を匂わせるなど、政治的に計算された言動という気配もあります。

それはともかく、乃木神社に関しては、やはり「近所の氏神」だとか、議員宿舎の近所にも、京都の選挙区にもあるから「親しみがある」、という認識ではどうにも不安があります。

泉氏は面倒と思ったのか、これまで確認してきていないと思いますが、乃木神社なるものに関しては、色々な論点があるのは事実です。

まず、乃木希典本人に関しては、4点ほど挙げておきたいと思います。

1つ目は、萩の乱への不参加です。乃木は幼少時に実父同然に面倒を見てもらい、また思想上も深く影響を受けた伯父が思想上のリーダー格であり、また実弟が乱に加わっています。その一方で乃木は、これとは一線を画して曖昧な態度を取っています。この点に関する歴史的評価は定まっていません。不平士族の思いに共感していたのか、それとも明治政府を100%支持していたのか曖昧なのです。

2点目は、その後の西南戦争で西郷と戦った際に、軍旗を奪われていることです。軍旗を奪われたので責任を取って死のうとしたというのが俗説ですが、ここでも不平士族に共感して戦い方が甘かったのか、それとも萩の乱での疑惑を払拭するために全力で戦ったが旗を取られたのか判然としません。

3点目は、その後の「放蕩」です。陸軍軍人でありながら、その後の乃木は遊郭に入り浸ったり、遊興にのめり込んだ時期があります。これが、萩の乱、西南戦争の心の傷を癒やすためなのか、それとも明治政府への一種の抵抗なのかも、これもよく分かりません。

4点目は、日露戦争における第三軍司令官としての指揮についてです。前半戦である旅順要塞の正面作戦については、多くの兵士を死なせた「凡将」だという評価がある一方で、一戸兵衛が一定の戦果を挙げたり作戦として合理性があったという議論もあります。また後半戦で203高地にターゲットを移して戦うという合理的な判断に転じた功績についても、乃木の発案なのか判然としません。

まずこのように乃木希典に関しては歴史的評価が定まっていません。そんな中で、戦役後の乃木は「多大な犠牲への責任」を取るという意味なのか、全国を頭を下げて回り、それゆえに聖人君子として神格化がされていったのでした。2人の息子を戦死させたことも、神格化を加速させたのでした。

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そして、明治天皇が崩御すると夫妻で殉死するという挙に出ます。この行動に関しては、当時は賛否両論がありました。例えば漱石の『こころ』は真剣な思いの果てに自殺した人物への哀惜を描くことで、間接的に乃木への追悼をしている作品と考えられます。一方で鴎外の『興津弥五右衛門の遺書』とか『阿部一族』などは、遠回しに「殉死という野蛮への批判」をしていると思われます。

問題はその先です。

乃木はどんどん神格化がされていきました。その結果として、「戦争における自己犠牲」という思想がどんどん美化されました。行き着いた果ては、東條政権による「捕虜として捕縛されることの禁止」と「自決の強制」という「自国民に刃を向ける思想」でした。

これは、極端なまでの敗北主義であり、反国家的な思想であると思いますが、乃木の神格化がエスカレートした結果の深い病理的現象であると思います。恐らく、このような用兵は、仮に乃木本人が存命であったら絶対に許さないと思います。

絶対に許さないということでは、乃木に「気が回っていたら」このような形で自分が神格化されることは絶対に禁じていたはずです。どうして乃木が「自分を神格化した神社を建てるな」という遺言を遺さなかったのかというと、乃木という人の性格からして「まさか自分の名を冠した神社が建つ」などということは想像もしていなかったということでしょう。ちなみに、時代が違いますが、山本五十六については「盟友であった」米内光政や井上成美が「山本神社」建設を阻止したようです。山本が「ダメ」だという遺言をしたのかもしれません。十分にその可能性はあります。

乃木というのは実に興味深い人物であり、また西郷隆盛と並んで「一切弁解しない代わりに自滅や自死を選んでしまうという日本人のメンタルの闇」を体現した人物でもあります。そして、西郷と同様に、その思想や死に方とは別に、「なかなか非難できない、不思議な魅力」を持った人物でもあります。と言いますか、西郷や乃木を非難できないということが、日本人の限界であるとも言えます。

というわけで、乃木神社というのは、かなり、問題のある神社だということは言えると思います。仮に乃木という人物への畏敬の念を表したいのであれば、青山墓地にある夫妻の墓に詣でるのが良いと思います。また、漠然とした理由で神社に参詣したいのであれば、軍神を祀ったものではなく、もっと古来からの由緒のある神社にお参りするのが普通ではないかと思うのです。

乃木希典という人が残した重たい4つの謎というのは、日本という「国のかたち」に重なる課題です。また乃木死後の神格化というのは、かなり厳密に批判の必要な歴史的な現象だと思います。少なくとも、泉氏はそうした問題には関心のない人物だということはよく分かりました。

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東京都生まれ。東京大学文学部卒業、コロンビア大学大学院卒。1993年より米国在住。メールマガジンJMM(村上龍編集長)に「FROM911、USAレポート」を寄稿。米国と日本を行き来する冷泉さんだからこその鋭い記事が人気のメルマガは第1~第4火曜日配信。

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