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沢尻エリカ 活動再開に監視の目。2月執行猶予明けに歌手復帰濃厚も、薬物スキャンダル後の芸能人に張り付く「当局のマーク」

女優の沢尻エリカさん(36)に「まもなく芸能界への復帰を発表する」との見方が浮上し、マスコミがざわついています。現在、事実上の引退状態となっている沢尻さんは2019年11月、合成麻薬MDMAを所持した麻薬取締法違反の容疑で逮捕。懲役1年6月、執行猶予3年の有罪判決を受けましたが、もうすぐその期間が終了。一部では「女優ではなく歌手として復帰」との観測報道も出ていますが、沢尻さんはファンにどんな姿を見せてくれるのでしょうか?芸能記者歴30年のベテランジャーナリスト・芋澤貞雄さんが、酒井法子さんや元TOKIO山口達也さんのエピソードもまじえて解説します。

沢尻エリカ 活動再開を発表へ

2019年11月、麻薬取締法違反で緊急逮捕され有罪判決を言い渡された沢尻エリカが、いよいよ今年2月、執行猶予が明けます。

表舞台から完全に姿を消していた沢尻の、芸能活動再開の噂で芸能記者たちは浮き足立っています。

昨年末にちらほらと、いろんな媒体でその憶測記事が報じられるようになってきましたが、1月4日付けの『FRIDAY』は“歌手として復帰するのでは…”と予言しています。

なんでも麻薬の前科者は地上波ドラマ出演にはイメージが悪過ぎ、スポンサーが付かないため、歌手としての復帰の方が選択肢が広がるとか。

逮捕によるドラマやCMの違約金や治療費を肩代わりしたと言われている『エイベックス』の松浦勝人会長の専権事項だけに、“次の一手”がどう打たれるのか、大注目です。

売れっ子女性芸能人と薬物スキャンダルといってすぐに思い浮かぶのは酒井法子でしょう。

薬物とは絶対に結びつかないような、“離れた場所”にいた酒井のスキャンダルに度肝を抜かれた方も多かったのではないでしょうか。

酒井も沢尻同様、東京地方裁判所から“懲役1年6ヶ月、執行猶予3年”という有罪判決を2009年に受けました。

執行猶予明けの芸能人を監視する「不審車両」

私は酒井の執行猶予明け後を取材していたのですが、“こういうものなのか…”と感じたのが、しっかりと法の裁きを受けたにもかかわらず、捜査当局が定期的に厳しい監視状態を続けていることを知ったことでした。

執行猶予明けから交替で酒井の動向を張り込み取材していたカメラマンからは、「ほぼほぼ毎日、酒井の自宅前に不審車両が張り付いていて取材がやりにくくて仕方ない…」という報告が私の元に届いていました。

私は「同業者じゃないの?」と聞くと「いや~…知らない顔だし、目つきが尋常じゃないんですよ。マスコミ関連の同業者にしてはキツ過ぎますョ…」と答えます。

その後、何回も目にした不審車両を調べてみると、当局の捜査車両であることが判明したのです。

“尋常じゃない目つき”の正体は捜査員だったわけです。

法の裁きを受け、執行猶予が明けたからといって、すぐに身辺が“ピュア・ホワイト”になるわけではないことを身をもって知ったのです。薬物は再犯の確率が非常に高いということも…。

松浦会長がどの程度沢尻の現在を把握しているのかはわかりませんが、おそらく沢尻の執行猶予明けにも当局のマークは厳しいと容易に想像できます。

沢尻エリカ 薬物リハビリの成果は?

執行猶予期間中の“沢尻エリカは今、どこにいて何をしているの?”的な記事を読んでいて、真偽のほどはわかりかねますが、彼女が東京郊外にある有名人御用達の薬物治療施設でリハビリを受けているというものを目にしました。

それはあの『TOKIO』元メンバー、山口達也氏が一時期身を寄せていたのと同じ施設でした。

山口氏の近影を撮るため、私とカメラマンは施設の出入口が確認出来る畑の中で、一日中息を潜めて決定的瞬間を待ち続けていたという気が遠くなるようなエピソードを思い出してしまいました。

ヘンな話、数日は飲み物も最小限に、なるべくトイレに行かなくて済む日常を送っていたものです。

この有名人御用達の施設は、驚いたことにバーやマッサージコーナーが充実していました。

絶対ダメ!と言われる程手を出したくなってしまうという心理を逆作用させるためのものかもわかりませんが、限られた人間しか入れない空間で、十分なお金さえあれば悠々自適な日々を送りながらゆっくり治療ができる場所なのでしょう。

完全にシャットアウトして我慢の限界を迎えさせるよりも、“少しぐらいいいじゃない”的な、無理して我慢させないという治療法なのかもしれませんが、残念ながら山口氏は退所後すぐにオートバイで酒気帯び運転で逮捕されてしまいましたよね。

今年の4月に37歳になる沢尻が、はたしてどんな容姿で我々の前に現れ、どんな話題を提供してくれるのか…楽しみに待つことにしましょうか。

プロフィール:芋澤貞雄
1956年、北海道生まれ。米国でテレビ・映画のコーディネーター業を経て、女性週刊誌などで30年以上、芸能を中心に取材。代表的スクープは「直撃! 松田聖子、ニューヨークの恋人」「眞子妃、エジンバラで初めてのクリスマス」。現在も幅広く取材を続ける。https://twitter.com/ImozawaSadao

記事提供:芸能ジャーナリスト・芋澤貞雄の「本日モ反省ノ色ナシ」

image by: エイベックス・マネジメント公式Webサイト

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