「ロシアは負けるかも」ロシア民間軍事会社のトップがこぼした本音

A Group of tanks lined up in front of Russian and Ukrainian flags. Several military army war battle tank vehicles on the terrain are ready to attack. Russian-Ukrainian conflict or war
 

プリゴジン、ロシアの敗北に言及

そんなプリゴジンは4月15日、爆弾発言をしています。産経新聞4月15日。

ロシアによるウクライナ侵略で、露軍側で参戦している露民間軍事会社「ワグネル」トップのプリゴジン氏は14日、「プーチン政権は軍事作戦の終了を宣言すべき時だ」とする声明を交流サイト(SNS)上で発表した。同氏はまた、露軍は「東部ドネツク州全域の制圧」とする主目標を達成できそうもない上、ウクライナ軍の反攻で敗北する可能性があるとも警告した。

ロシア軍は「ウクライナ軍の反攻で敗北する可能性がある」そうです。

プーチンは1月、ロシア軍のトップ、ゲラシモフ参謀総長をウクライナ特別軍事作戦の総司令官に任命しました。ロシアのハイブリッド戦略を考案した、世界的に著名な戦略家。ロシア軍のラスボス。

プーチンは、ゲラシモフに「3月中にルガンスク州、ドネツク州を完全制圧せよ!」と命令しました。しかし、4月半ばになっても、そのミッションは完遂されていません。そして、ウクライナに、欧州から戦車、戦闘機が続々と入ってきている。そう、ウクライナは大規模な反転攻勢の準備を進めている。

プリゴジンは、来るべきウクライナ軍の反転攻勢で、「ロシア軍は敗北する可能性がある」と見ている。ワグネルは、ドネツク州の最激戦地バフムトの前線で戦っています。戦況をよく知るプリゴジンの言葉には真実味があります。

では、プリゴジンは、何を提案しているのでしょうか?

プリゴジン氏は声明で、ロシアはウクライナ領の重要地域を占領し、露本土と実効支配するクリミア半島を結ぶ陸路も確保するなど十分な「戦果」を達成したと指摘。侵攻開始から1年に当たる今年2月24日時点の前線を停戦ラインとすべきだと主張した。
(同上)

なるほど~。

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