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男性には理解不能?女性が惹かれる「モテ男」が持つ3つの要素が意外だった

「同性の目から見て、なぜ彼がモテるのか理解ができない」という話、よく耳にするものです。事実、女性は男性のどのよう部分に惹かれるのでしょうか。今回のメルマガ『施術家・吉田正幸の「ストレス・スルー術」』では著者の吉田さんが、脳科学者の中野信子さんがラジオで語っていたという「モテる男の3要素」を誌面で紹介。その上で、なぜかような要素を持つ男性が女性から人気なのかについて考察しています。

乱世の「モテ男」の3条件は「ナルシスト」「マキャベリスト」「サイコパス」

昔、医療機器メーカーに入社して、まだ駆け出しの頃に、マネージャーが言っていたことがある。

「この仕事は人が集まれば売れる。売る力ではなくて、集める力があれば売れる。だから、人を集める人材をいつも採用している」

とまぁ、こんな感じの内容だ。当然、百戦錬磨のマネージャーがそういうのだからまんざらでもないのだろう。そこで気になった。人が集まる人の共通点って何だろう?この百戦錬磨のマネージャー個人の意見を聞きたくなった。

「では、『人が集まる人』の共通点ってあるんですか?」

営業マンを育てることに関しては、相当自信がありそうなこのマネージャーは、自身ありげにこう言った。「何言っているんだ、モテる奴だよ!」そんなの当たり前だろ、みたいに跳ね除けるようにそういった。モテる奴!?

では、どうやったらモテるようになるかだ。今回のメールマガジンは全ての男性に注ぐ渾身の執筆…となるように努めます(笑)。

2023年の現在、どんな感じの男性がモテるのだろう。その前に、通常の、というより今までの自分の価値観でモテそうな男性を箇条書きにしてみた。

女性からモテる男性の条件について、以下に6つ挙げてみる。

1.自信のある男性ではないか

自信がある男性は、女性から魅力的に見えることが多い。自分に自信があると、自然な魅力があるため、女性からの注目も集めやすくなるだろう。

2.コミュニケーション能力

女性からモテる男性には、コミュニケーション能力が求められるのは当たり前。自分の意見を明確に伝えたり、相手の話をしっかり聞いたりすることができる男性は、女性から好印象をもらいやすいだろう。

3.面白さ

お笑い芸人はハッキリ言って、モテる。ユーモアは重要。なんといっても興味深い話題を提供できる男性は、女性からの評価が高くなることが多いだろうな。

4.身だしなみ

清潔感がある、ファッションセンスがある、髪型やメイクに気を遣っているなど、身だしなみに気を遣っている男性は、女性からの印象が良くなることは当たり前。ルッキズムが台頭してきている2023年のこの乱世。見た目は重要だよね~。

5.思いやり

今も昔も「優しい」男は必ずモテる…。と思う。女性からモテる男性には、思いやりのある男性が多いのは周知の事実。相手の気持ちや状況に配慮したり、行動に移したりすることができる男性は、女性からの支持を得やすいのは当たり前だ。

6.誠実さ

最後に、女性からモテる男性には、誠実さが求められるのも当たり前。不誠実では、やっぱり嫌われるよね。よほどの変わり者の女性からは好かれる可能性があるかもしれないが。

嘘をつかない、言葉に信頼性がある、約束を守るなど、信頼性の高い男性は、女性からの支持を得やすいですね、ハイハイ。

まぁ、ザっと通常ありえそうな、「モテ男」の感じを列挙したが、なんか、面白くない。

先日、ゴロン、と横になって、聞くともなく聞こえてきたラジオの声。母性的な女性の声が深々と話している。頭の良さそうな口調のその女性は何やら「モテ男」について話していた。

聞き耳をたててみると、脳科学からみた「モテる男の条件」みたいな内容だった。よくよく聞いてみると、その母性的な口調の女性は中野信子さんという脳科学専門の人らしい。

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プロフィールを調べてみた。

東京都生まれ。2008年東京大学大学院医学系研究科脳神経医学専攻博士課程修了。東日本国際大学教授、京都芸術大学客員教授。医学博士。脳や心理学をテーマに研究や執筆の活動を精力的に行っている…という。

そういえば、本屋さんで平積されていた著書を見たことがあるな、そう思ってよくよく聞いてみた。

「モテる男ってどんな人ですか?」という質問に対して、即座に彼女はこう答えた。

「ナルシスト」で「マキャベリスト」で「サイコパス」な人です。

全然普通の答えではないじゃん!!面白い。

「ナルシスト」って自己愛者だよね。なんでだろう?と思って聞いてみた、自分なりの解釈はこうだった。

ナルシストとは、自分自身に強い執着心を持ち、自己愛的な傾向がある人物を指す。

彼らはしばしば自分自身を美化し、自己顕示欲が強いため、周囲の人々からは自己中心的であると感じられることがある。

ナルシストらしく、魅力的な外見や自己表現能力を持っている人が多い。ナルシストは自己愛的であるため、外見やファッションに対する執着心が強く、周囲の人々からは魅力的に見える。

また、しばしば自己表現能力が高く、自分自身を魅力的にアピールすることができるため、モテるのだろう。

そして、ナルシストは、良くも悪くも自分自身を高く評価する。自己中心的な行動をとることも多い。それと同時に独自の才能やスキルを持っていることがあるので、その才能やスキルを活かし、周囲の人々に貢献しているように見えるのかもしれない。

ナルシストは、自分自身を愛してくれる相手を求めるという。そのため、自分自身を大切にしてくれる相手を見つけることができたとき、吸引力が働くのではないか。

例えるならば、日本の芸能人で言うと、元AKBの渡辺麻友や市川海老蔵などがナルシストの傾向があると言われているという。なるほど、納得。

両者ともに自己表現能力が高く、外見にもこだわりがあるため、一部の人々からは魅力的に見えることがあるのだろうが、自分は特に興味はない。

ただし、ナルシストは周囲の人々を無視する傾向があるともいう。相手を思いやる気持ちやコミュニケーション能力を持ち合わせているかどうかによっては、モテるかどうかはわからないのではないか。

「マキャベリスト」。

マキャベリストとは、「どんな手段や非道徳的な行為も、目的のためならば許されるという考え方」をする人だ。

友達は多いが長くつながっている友達は少ない。なぜなら、この性格の特徴は「自分に役に立つかどうかが友達の基準」になるから。

自分に役立つ人には、努力を惜しまないで急接近するけれど、自分に役立たないと思うと無関心になり連絡も取らない人が多い。結構、いるよね、こんな人。

つまりは、目的達成のために嘘や欺瞞を用いることがあるため、信用を失う可能性があるのだ。しかし、魅力的な外見やコミュニケーション能力を持っている場合、周囲の人々を魅了し、信頼を得ることもできるのだろう。

マキャベリストは、自己の利益を最優先に考え、他人を利用することも辞さない。そのため、社会的地位や権力を持っている場合、他人に影響力を持ち、利用する。これがモテるポイントなのだろうか。

更に、自らの権力を強め、他人を支配することを求める傾向もあるという。そのため、リーダーシップ能力が高く、周囲の人々を引っ張っていくことができる場合、人々の信頼を得ることもできる。

ただし、マキャベリストがモテるというのは、一般的な傾向ではない。あくまでも一部の例外的なケースであることには間違いないと思うのだが、このマキャベリストチックな一面が、その女性に合致した時に威力を発揮するのではなかろうか。

倫理的な観点からは注意が必要な傾向。

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そして、最近良く聞くのが、「サイコパス」だ。

もちろん、犯罪者に多い「サイコパス」だが、この場合は、犯罪的趣向へ向かない「サイコパスチック」な傾向を持つ人のことを言うのだろうな、と解釈した。

サイコパスとは、一般的には他人に対する感情や共感が著しく欠如した人を指す。そのような人物がモテる原因には、以下のような理由が考えられると感じる。

1.チャーミングな性格?

サイコパスは、自信にあふれ、魅力的で口達者なことが多いため、初対面で人を引きつける力を持っているから。時にはそれが新鮮でチャーミングに見えてしまう人もいるらしい。

2.非情な態度

一部の女性は、冷酷な人物に惹かれる場合がある。サイコパスは、他人に対する感情が欠如しているため、冷静で非情な態度をとる。逆にそれがいいという事なのだろう。確かに一定数、「優し過ぎる人はダメ」という女性もいるからね。

3.大胆で冒険的な行動

サイコパスは、大胆でリスクを冒す行動をすることがある。一部の女性は、このような冒険的な行動に魅力を感じる場合がある。この面が一番惹かれるポイントになりそうだが…。

4.頭脳明晰で魅力的な会話力を持つ

サイコパスは、頭脳明晰で魅力的な会話力を持つことが多いため、知的な女性にも魅力的に映る場合もあるだろう。

以前、企業間でお付き合いのあった若手でやり手のIT企業の社長と何度かあった。この社長はハッキリいって「サイコパス」で感情が見えない。ただ、メチャクチャモテてていた。冷淡に接する態度は女性から一定数支持されるのだろう。

ただし、サイコパスの人格は、人を傷つけることを平然と行うことがあるため、健全な人間関係を築くことができない場合もある。

また、サイコパスの特徴を持つ人物は、社会的に問題があるため、注意が必要だ。

サイコパスの特徴を持つ人物には、魅力的に感じる一部の女性がいるかもしれないが、全ての女性にとって望ましいパートナーではないと思うのだが、中野女史曰く、モテるのだそうだ。

こんな男がなんでモテるんだ!という人は今まで何人か居たし、実際に会ってきた。

それは女性心理としてどのように働くのだろう?

一般的に、女性がモテる男性のタイプには特定のスタイルや属性が存在すると思われがちだが、実際には女性の心理には個人差が相当ある。その時々の状況や環境によっても好みは異なるということか。

しかし、そうした個人差や状況に関わらず、女性心理には共通する傾向があると思う。

たとえば、女性は一般的に自分を大切に扱ってくれる男性に魅力を感じる傾向がある。

また、自分をリスペクトしている男性や、自信にあふれた男性にも好意を持ちやすい。有名なYouTuberなどその典型だろう。さらに、ユーモアや面白さ、思いやりや優しさなども女性が求める魅力的な要素となる。

一方で、一部の女性は逆に、自分を扱い慣れていない男性や、自分よりも弱そうな男性、反社会的な傾向を持った男性にも惹かれる場合がある。

この割合が令和になって少し増えてきたような気がするのは気のせいか?

不安な世界情勢、物価の値上がり、先行きが見えない不安感など、はっきりいって「乱世」の現在、女性の意識も大きく変化していると感じるのは僕だけではないだろう。

これは、自分がその男性を助けたり、支えたりできると感じることができるため、女性の自己肯定感や安心感を得られるという心理的な要因が関係しているのではないだろうか。

女性心理には複雑な要素がある。

基本的には自分を大切に扱ってくれる男性や、自信にあふれた男性、ユーモアや面白さ、思いやりや優しさなどがある男性に魅力を感じる傾向が強くなってきた。

ただし、女性それぞれが異なる好みを持つため、一概に「こんな男がなんでモテるんだ!」と断定することはできない現在、逆に「モテる理由」を自分なりに解釈すると面白い。

(メルマガ『施術家・吉田正幸の「ストレス・スルー術」』4月29日号より一部抜粋。ご興味をお持ちの方はこの機会に初月無料のお試し購読をご登録の上、4月分のバックナンバーをお求め下さい)

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吉田正幸この著者の記事一覧

医療機器メーカー勤務を経て、2000年7月に整体院にて独立開業。 一日200名以上の整体院に成長。その後7店舗展開。独立専門整体スクール開校し、生徒は全国で活躍している。 15万2000人以上を施術。整体スクールは650名以上の整体師を輩出。現在も施術及び施術指導継続中。 店舗立ち上げから閉鎖まですべて体験し、やりたくないことをやめ、やりたいことにエネルギーを集中させる人生へのシフト。 医療機器メーカー時代に得た生活習慣病に対する知識と経験を踏まえてヴィッシュ整体法を創始。 著書に「集客革命」「でも、大丈夫!!」「ぶっちぎり集客力」すべて現代書林刊がある。 JPMA日本理学手技療法協会代表理事 フィットバランス療術学院 学院長 エネルギー整体Vitsyu-Yoga 院長 趣味はトレイルWalking&Running。愛犬はアメコカ女の子“アビィ”

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【著者】 吉田正幸 【月額】 ¥880/月(税込) 初月無料 【発行周期】 毎週 月曜日

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