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Asian parents wear masks to their children because of transmissible infectious diseases indoor in the airport

中国で急増する「子ども肺炎」の恐怖。なぜか新型コロナ発生時に不気味なほどよく似ている

中国で発生した、子供を中心に罹患報告がある「謎の肺炎」。これは、本当に「新たなウイルス発生」ではないのでしょうか? 今回のメルマガ『施術家・吉田正幸の「ストレス・スルー術」』で、著者の吉田さんが、まるでコロナ禍の初動を思わせるような先の見えない恐ろしいニュースについて持論を展開しています。

中国の子供肺炎!異常事態!?

中国で北部を中心に子どもの間で肺炎などの呼吸器疾患が流行しているというニュース・・なんか嫌な予感がした。2019年のCovid-19のときも中国から始まって、最初、世間では対して気にされていなかった。

北京最大の小児科専門病院『北京児童病院』では、通路も待合所も、人であふれかえっています。押し寄せる患者に対応するため、外科などほかの診療科の医師も支援に当たっているそうです。(テレ朝News)

小児科に患者が殺到しているらしい。

各地の当局は29日までに学校に通知を出し、集団感染を防ぐ対策の徹底を指示した。複数の病原体が同時流行しているというのだ。

新型コロナウイルスを抑え込む厳格な「ゼロコロナ」政策で人々の免疫力が低下したことが流行の要因とも指摘されているというのだが、それだけなのであろうか。

北京の子ども病院には29日、次々と患者が訪れ、待合室で点滴を打つ子どももいた。

中国各地の小児科で記録的な受診件数となっていると報じられており、短文投稿サイト、微博(ウェイボ)には「子どもが受診するのに丸1日かかった」といった投稿が相次いだとのこと。

The Guardianによると、中国では呼吸器疾患、特に小児の呼吸器疾患が急増しており、都市部の病院の小児科病棟が大混雑している、と報じられている。

そして、中国の国営メディアや他のメディアの報道によると、多くの病院は満床だという。

新型コロナウイルスを抑え込む政策で人々の免疫力が低下したことだけが原因でこんなに急増するものなのだろうか。

『グローバル・タイムズ』紙は火曜日、北京小児病院は一日に最大9.378人の患者を受け入れており、今に至るまでの二か月ずっと満床状態であったと報じた。

そして、北京の病院は七日間いっぱいだという。

中国はインフルエンザの発生率が去年の二倍になっているけれども全部既知のウイルスだから心配ないといっているというところが何故かひっかかる。

中国はコロナのときもSARSのときも同じようにいっていた。世界はどこも今回の中国の報告を信用していない。

更に、オランダでも肺炎が急増。

オランダの保健専門家によると、八月に感染率が急上昇して以来、驚くほど多くの患者が発生しており、そのほとんどが5歳から14歳の子供たちだという。

一体、この「小児肺炎」の急増は何なのだろうか?

サーベイランス・データによると、生命を脅かすこともあるこの病気の罹患率は、昨年のピーク時の二倍近くに達していると報告。

中国が「謎の」肺炎クラスターと戦っている最中であり、メディアは病院が「病気の子供たちで溢れかえっている」と伝えているのだ

英国政府関係者は、この急増の背景に何があるのか、『オープンマインド』を保っていると公言している。自分の考えが正しいと決めつけず、違う意見や思想なども認めることができるよ、と伺っているようだ。

というか、逆か。

要は中国の言っていることを信じずに未知のウイルスを警戒すると言っているということだろう。

オランダでは、なぜ肺炎患者が急増しているのかわからないらしい

中国は以前、2003年に流行したSARSと2019年末に流行したCovidを軽視していると批判されたこともあって、コメンテーターたちは、この病気の波は、中国が隠ぺいしたと非難されたCovidの直前に出てきた報告と不気味なほど似ていると強調した。

中国は病気の急増に対処できると主張しているが、地元メディアは医療施設が「病気の子供たちで溢れかえっている」と報じている。人口が多い中国。それに対応できる病院が満床に近い。

もしこの中国での急増の原因が特定されていないのであれば、より大きな懸念材料となるだろう。

私たちがパンデミックの可能性を最も心配しているウイルスは鳥インフルエンザであり、それは、ヒトに容易に感染するように変異する可能性があるからだ。

過去には中国が鳥インフルエンザの震源地であったが、H5N1の拡散はアメリカ大陸、ヨーロッパ、アフリカに移っている。

鳥とヒトのインフルエンザ遺伝子の突然変異や混合が起こる可能性が高くなり、新たなパンデミック・インフルエンザウイルスが発生する可能性があるとUNSW SYDNEYは伝えた。

科学者らはコロナ対策明けの呼吸器疾患の急増を予想していたが、中国で起きていることは異常だと報告。

疫学者らによると、異常なのは中国での肺炎の有病率の高さだという。他国で新型コロナウイルス感染症(Covid-19)の規制が緩和された時、主にインフルエンザとRSウイルス(RSV)が病気の急増を引き起こしたとのこと。

しかし、中国のように肺炎の激増ということはなかった──(『施術家・吉田正幸の「ストレス・スルー術」』2023年12月2日号より一部抜粋、続きはご登録の上お楽しみください。初月無料です)

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image by: Shutterstock.com

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医療機器メーカー勤務を経て、2000年7月に整体院にて独立開業。 一日200名以上の整体院に成長。その後7店舗展開。独立専門整体スクール開校し、生徒は全国で活躍している。 15万2000人以上を施術。整体スクールは650名以上の整体師を輩出。現在も施術及び施術指導継続中。 店舗立ち上げから閉鎖まですべて体験し、やりたくないことをやめ、やりたいことにエネルギーを集中させる人生へのシフト。 医療機器メーカー時代に得た生活習慣病に対する知識と経験を踏まえてヴィッシュ整体法を創始。 著書に「集客革命」「でも、大丈夫!!」「ぶっちぎり集客力」すべて現代書林刊がある。 JPMA日本理学手技療法協会代表理事 フィットバランス療術学院 学院長 エネルギー整体Vitsyu-Yoga 院長 趣味はトレイルWalking&Running。愛犬はアメコカ女の子“アビィ”

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【著者】 吉田正幸 【月額】 ¥880/月(税込) 初月無料 【発行周期】 毎週 月曜日

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