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あなたの仕事への自信は本物?AIに仕事を奪われない人がやっていること

あなたは自分の仕事に自信を持っていますか? 無料メルマガ『販売力向上講座メールマガジン』の著者で接客販売コンサルタント&トレーナーの坂本りゅういちさんは、自分の仕事そのものについて「商品化」できるくらいに熱心に向き合うことで、これからのAI時代をも乗り切っていけると語っています。

仕事を「商品化」することの大切さ

自分の仕事に自信があるという方には、ぜひともやってみてもらいたいことがあります。

『商品を作る』ことです。

商品を作ると聞かされると、例えば洋服を作るのかみたいに思われるかもしれませんが、別にそういうものについて言っているのではありません。

あなたの仕事そのものについて、商品を作ってみてほしいのです。

それこそノウハウやスキルなど、どんなものでも良い。

「自分は接客に絶対の自信があるのだから、接客そのものを商品にしよう」というなら、それを商品として売れるようにして値段もつけてみるわけです。

副業ができる人ならば、本当に売ってみても良いでしょう。

実はこの話、僕はよくいろんな人に言っています。

仕事の内容に自信があるならばぜひとも商品化してみてほしいと本気で思っているのです。

なぜなら、そこで初めて仕事の内容が本当に質の高いものかどうかがはっきりわかってしまうからです。

僕も独立してみようかなと考えた時、この問題に直面しました。

独立前はある程度仕事でそれなりの実績を出すことはできていたため、仕事に対しては恥ずかしながら自信があったわけです。

しかしいざ商品として何かを売ろうと考えてみると、とんと出てきません。

「接客のノウハウを売ろう」と考えても、接客が上手い人なんてゴマンといることくらいわかってます。

その中で“商品”として売ることができるノウハウがあるかと問うと、やっぱり作れなかったのです。

“商品”にするためには、商品を説明できなければいけませんし、「これを買う理由」がなければお客様は買ってくれることはありません。

販売の仕事でそのことを痛いほど理解していただけに、それまでの自分の仕事に対する自信が打ち砕かれたような気にすらなりました。

そこから商品化に至るまでに大きな役割を買ってくれたのが、このメールマガジンです。

自分のノウハウをとにかく書き出し説明できるものにしたことで、後に商品化して売れるようになるコンテンツを作ることができました。

何が言いたいかというと、今自信を持ってやっている仕事が売れるくらいのものにできているかを考えてみてもらいたいのです。

会社員として働いているのであれば、会社はあなたの能力(仕事)に対して対価として給料を払います。

これも一種、商品を買ってくれている状態と同じです。

あなたが商品を売る側、会社がお客様というイメージですね。

そこでいくら自分の仕事に自信があっても、

「いや、そうは言うけど他の人と大差ないよね」

「やたら偉そうに仕事をしているけど、外に出たら別に誰かが買ってくれるほどの仕事にはなっていないよね」

と思われる程度の仕事しかしていなければ、その自信には何の意味もありません。

裏を返せばそのくらいの感覚で仕事に向き合っている人というのは、会社に対して正当に要求もできますし、自分のやりたい仕事をどんどんとってステップアップもしていけます。

今は人に関しては売り手市場なのでどこも人材不足気味ですが、だから雇ってもらえているだけという仕事では、先は望めません。

各企業もどんどん人に頼る部分を減らし、なるべく高効率化を図るために知恵を絞ってやっています。

人材不足だから雇ってもらえている人なんて、そのうちどこもAI化したり、より安い賃金で雇える人を探すのですぐにいなくなるのです。

ちゃんと自信を持って責任を持って自負を持って仕事をしているのなら、せっかくの機会です。

自分の仕事を商品化できるくらいまで仕事の精度を高めていきましょう。

そこまでいけば、あなたの今後はさらに強い地盤に支えられていきます。

今日の質問&トレーニングです。

1)あなたの仕事を商品として売れるものにするとしたら、どんな商品を作りますか?

2)もし商品が作れないとしたら、どうすれば自分の仕事に価格や価値をつけて商品化できますか?

image by: Shutterstock.com

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【著者】 坂本りゅういち 【発行周期】 日刊

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