カフェで飲んだコーヒーがおいしくて、コーヒー豆を買って帰って淹れてみるものの何かが違う……。
お店でバリスタさんに相談すると、「ドリッパーをコレに替えてみてはどうでしょうか?」とアドバイスをもらいました。
さっそく教えてもらったドリッパーに替えてみたところ、格段においしく淹れられるようになったので紹介させてください!
こんな急勾配のドリッパー、見たことがない!

三洋産業「フラワードリッパー DEEP27 クリア FDD-27」1,320円(税込)
バリスタさんが教えてくれたのは「フラワードリッパー DEEP27」。ガラスのように透明な樹脂製で、割れる心配がありません。

抽出穴はひとつのタイプ。上から見るとお花のように見えるので「フラワードリッパー」なのですね。

気になるのはなんと言っても、パフェグラスのようなフォルム。底部の角度は27度。一般的なものは45度なので、だいぶ急勾配です。
「こんなに細いドリッパー、使いこなせるかな?」と少し不安になりながら、いざ実践です。
一点集中!お湯をひたすら注ぐだけでOK

ペーパーフィルターを設置して、コーヒー粉を入れます。適量は10〜12gで、いつもと変わりません。

少量のお湯で30秒ほど蒸らしたら、いよいよ抽出です。
なんと、お湯を中央に注ぎ続けるだけでOK。円を描いたり、何度かに分けて注ぐ必要はありません。

溢れないかな? と心配になりましたが、上から注ぐスピードと、下から抽出されるスピードが同じになるように設計されているため、思い切り注がない限り溢れる心配はなさそうでした。

今回使った豆は、フルーティーな浅煎りのエチオピアです。
いつもは薄くて、甘酸っぱさを感じるだけでしたが、酸味がオレンジやグレープフルーツのようで、コーヒーだけど口に残る感じが紅茶みたい。
おいしいだけでなく、味わいの解像度がググッと上がってびっくりしました。
専用のペーパーフィルターを必ず使おう

三洋産業「アバカプラス DEEP27 ペーパーフィルター 100枚入り」550円(税込)
他にはない形のドリッパーなので、専用のペーパーフィルターが必要になります。
「普段使っているペーパーフィルターを折ったら入りそう」と、一瞬思いませんでしたか?

気になって試してみましたが、ダメでした。
お湯を注いだらペーパーが浮いてしまい、折り重なることで抽出速度も遅くなって、コーヒーの味が変わる結果に。ケチってはいけませんね。
浅煎りのアイスコーヒーで本領発揮!

夏なので、一番に飲みたいのはやっぱりアイスコーヒー。
グラスに氷を入れて、淹れながら冷やしていきます。抽出穴とグラスの縁までが離れているため、氷をたっぷり入れられました。

「アイスコーヒーこそ、浅煎りの豆でおいしく淹れるのは難しい。豆の量を多くしたり、ゆっくり抽出しないとコーヒー豆本来の味がわからないのでは?」
そう思っていましたが、見事に覆されました。

フルーティーな酸味だけでなく、甘みや、かろやかな苦みが感じられ、これはもうカフェで飲んだ浅煎りのアイスコーヒーの味。
粉全体にムラなくお湯が行き届いて、エグみが出ないうちに抽出できていることがおいしさにつながっていそうです。
朝のコーヒータイムが楽しみになったよ

「コーヒー初心者からレベルアップしたいけれど、ちゃんと教わらないと難しそう……」と思っていたので、まさかドリッパーを替えるだけでこんなにおいしく淹れられるとは目から鱗の体験でした。
ひたすらお湯を注ぐだけとカンタンなので、最近ではお弁当づくりをしながら淹れています。
お弁当をつくり終えて飲む一杯がカフェのようにおいしいから、一日のいいスタートが切れるように。ありがとう、フラワードリッパー!
たった200円で「お店みたいに透明な氷」が作り放題になった!
いろいろ試して辿り着いた、「最高にシンプルで美味しい水出しコーヒーのつくりかた」
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提供元:ROOMIE











