料理家の松本日奈さんが、キッチンにまつわるあれこれをつづる連載「キッチンにひと工夫」。
今回は、ひじきと梅の炊き込みごはんをご紹介します。
ひじきの栄養を手軽に丸ごと
キッチンの棚に忘れられている、かわいそうな乾燥ひじき。ありませんか? うちにはあります(笑)。
貧血予防に……と買ったはいいものの、調理のハードルが高くて放置してしまいがちですよね。
今回は、そのひじきで炊き込みごはんをつくりました。使う具材は、すべて包丁いらずなので簡単です。
ひじきは戻さなくてOK。梅干しは甘くなく、塩分がしっかりあるものを使ってください。
今回は土鍋で炊きましたが、炊飯器でももちろんOKです。
ひじきと梅の炊き込みごはん

ひじきを水で戻さずにつくる炊き込みごはんなら、女性に不足しがちな鉄分など、ひじきに含まれる栄養を丸ごといただけますよ。

<材料>
・米…2合
・乾燥ひじき…大さじ3
・ちりめんじゃこ…40g
・梅干し…2個
・酒…大さじ2
・塩…小さじ1/2
<つくり方>

1. 洗って水気をきった米を鍋に入れ、酒と水(分量外)を足して400mlにしたものを加える。塩を溶かし、米の上にちりめんじゃこ、乾燥ひじき、梅干しをのせ、20〜30分ほど浸水させる。
2. 鍋に蓋をし、強火にかけて沸騰したら、ごく弱火にし10分炊く。その後、火を止めて10分蒸らす。

3. 梅干しの種をとり、さっくりと混ぜてできあがり。
<ポイント>
具材のひじきと梅干し、ちりめんじゃこが出汁の役目をしてくれるので、出汁は必要ありません。調味は塩のみでじゅうぶん美味しいです。
梅の酸味とじゃこの相性は抜群。刻んだ大葉や炒りごまを混ぜて、おにぎりにするのもいいですね。
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提供元:ROOMIE











