メジャーデビュー25周年を迎えた『嵐』のリーダー、大野智(43)の“衝撃タトゥー写真”が世間に衝撃を与えています。ファンからの評判は圧倒的に悪く、「似合っていない」「生理的に無理」「ファンクラブ抜けます」の声も…。彼の身体に刻まれた“しるし”には、一体どんな思いが込められている?芸能記者歴30年のベテランジャーナリスト・芋澤貞雄さんが解説します。
嵐・大野智の「似合わないタトゥー」に幻滅!! ファン悲鳴
結構ショックでしたね…ファッション・タトゥーならまだしも、『嵐』のリーダー・大野智の、あそこまで強烈な姿は…。
10月31日発売の『女性セブン』が報じた大野の近況と(似合わないタトゥーを彫った)近影に、ファンたちは大混乱中です。
「私の好きだった大野クンじゃない。幻滅した」
「リーダー・大野智はどこに行ってしまったの…」
「『嵐』の復活を一途に待ち続けていたのに…もう戻らないんだね、大野クン…」
アーティストとしての才能がそうさせたのでしょうか…もちろん擁護、応援するコメントもありますが、SNSでは圧倒的にその変貌ぶりに驚く声が多く見られます。
昨日、メジャー・デビューから25年目を迎えた『嵐』、おそらく誰もが、また5人揃ったステージを待ち望んでいるのに…。
取材させていただいたファンの中には「ライブ・チケットの優先予約のためにファンクラブに入り続けていたのに…もう辞めてもいいのかな…」なんて寂しいことを言い出す方もいらっしゃいました。
「Youはアイドルじゃなかったの? ファンを悲しませて、一体、何をしているの?」なんて声が遠い空の向こうから聞こえてきたような錯覚に陥ってしまいました。
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タトゥーは「絶対禁止」が旧ジャニーズ事務所の掟だったが…
かつてジャニーズ事務所では、所属タレントに対して厳しく言われていたルールがありました。
ファンとの写真撮影や、握手といった接触行動は禁止。そして未成年者のファンも多いことから、どんな小さなデザインでも、身体にタトゥーを入れることは御法度…という。
しかし事務所の稼ぎ頭である木村拓哉が、結婚してそのタブーを破ったのです。
左足首に巻き付く蛇のタトゥー…ネイティブ・アメリカンの間では“永遠”や“不死”とされている蛇のタトゥーは、同じ形状のものが、妻である工藤静香の左足首にも彫られています。
想像の域を出ませんが、お揃いのタトゥーを刻むことで“永遠の愛”を誓ったのかもしれませんね。
故・ジャニーさんが存命の頃の『SMAP』キムタクは、肌色のテーピングで隠したり、足首まで隠れるタイツを着用したりと、タトゥーが露出しないように工夫していて、スタッフも知恵を絞っていたのです。
週刊誌記者だった私は、在日アメリカ大使館に連絡をしてネイティブ・アメリカンの団体を紹介してもらい、電話でコメントを求めたことを、今でもまるで昨日のことのように憶えています。
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日本ではまだまだ抵抗感が強いタトゥー、ピュア系ならなおさら
タトゥーに関して、新しいところでは、2015年度の朝の連続テレビ小説『あさが来た』で五代友厚を演じ大ブレイクしたディーン・フジオカを思い出します。
出演シーンが終わった朝ドラに、“五代ロス”なる言葉も社会現象になるほどでしたよね。
中高年女性の視聴者が騒ぎ始めた頃から、私はディーンを追い続けることになりました。
この取材過程で明らかになったのが、彼の右肘上にある“獅子”のタトゥーでした。
海外生活の長いディーンですから、中国では“福を招いて邪気を払う”という意味があり、自分の星座でもある“獅子”を刻んだのだと想像できますが、日本で“刺青”は、まだまだ抵抗があるのが本音でしょう。
ディーンが出演した映画スタッフは、タトゥーを画像処理で消去する作業に膨大な時間を費やした…と、当時話をしてくれて、記事にしたのを憶えています。
この記事に対して、編集部には「ディーンにピュアなイメージを抱いていたからちょっとビックリしました」とか、「五代様の印象が崩れて、何か裏切られたような感じ」といった読者の声が数多く届いたものでした。
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大野クン、『嵐』はやめてもダンスだけはやめないでくれよ?
ラグビーやMLBを観ていると、自分のルーツや部族の象徴、特別な力を得るためにタトゥーを入れているのをよく見かけますが、日本ではやはり“刺青、入れ墨”イコール反社のイメージはまだまだ拭えないような気がします。
『女性セブン』では写真とともに、記事には「クビになってもいいから墨を入れる」という大野クンの発言も掲載されていました。
2017年頃から『嵐』を1度畳み、5人それぞれが自分の道を歩いて行くことを提案していたという大野は、“何事にも縛られず、自由な生活をしてみたい”と芸能活動の休止を決めたと言われています。
もちろんいつまでもアイドルや、“怪物くん”でいられるわけはありませんよね。
彼の腕のタトゥーが、『嵐』との決別を意味するものなのかはわかりませんけれど、あのダンスのスキルだけは、失ってしまうのはもったいない…心からそう思う私です。
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プロフィール:芋澤貞雄
1956年、北海道生まれ。米国でテレビ・映画のコーディネーター業を経て、女性週刊誌などで30年以上、芸能を中心に取材。代表的スクープは「直撃! 松田聖子、ニューヨークの恋人」「眞子妃、エジンバラで初めてのクリスマス」。現在も幅広く取材を続ける。https://twitter.com/ImozawaSadao
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image by: Japanese Station, CC BY 3.0, via Wikimedia Commons