東野圭吾原作の来年公開映画「ブラック・ショーマン」で、福山雅治(55)と初共演する有村架純(31)が注目を集めています。一方でここ最近、話題のドラマや映画に引っ張りだこの彼女に対しては、「また有村か」「他に女優はいないのか」という疑問の声も。そんな中、芸能記者歴30年のベテランジャーナリスト・芋澤貞雄さんが業界関係者の意外なホンネをキャッチしたようです。
福山雅治と東野圭吾の“良作タッグ”に高まる期待
福山雅治が、『ガリレオ』シリーズ原作者の東野圭吾と再びタッグを組む来年公開予定の映画『ブラック・ショーマン』の概要が、10月10日に発表されました。
東野氏が新作の主人公を模索していた頃、「ダーク・ヒーローを演じてみたい…」という福山の話を聞いたことで執筆されたのが2020年11月に刊行された『ブラック・ショーマンと名もなき町の殺人』。
“息を吐くように人を騙す嘘をつく、元マジシャン”は福山に当て書きされたヒーローと言えるでしょう。
監督は『コンフィデンスマンJP』や『イチケイのカラス』シリーズを手掛ける田中亮ですから、面白くないわけがない!と期待してしまいます。
映画関係者が注目するのは、何と言っても“福山×東野”のゴールデン・コンビがどこまで興行収入を伸ばすのか…だといいます。
2008年10月公開の『容疑者Xの献身』は約49.2億円。2013年6月公開の『真夏の方程式』は約33.1億円。2022年9月公開の『沈黙のパレード』は約30億円。今回はどうなるでしょうか?
福山雅治と初共演の有村架純には“賛否両論”も…
そして『ブラック~』には、福山とは初共演になる有村架純が出演します。父を殺された、結婚を2ヶ月後に控えた娘役で、福山の姪という設定です。
“福山×東野×有村×田中”…2度目になりますが、これで面白くないわけがない!と言えるでしょうね。
SNSでは、福山のバディは有村…に賛否両論です。
「2人を観てみたい」という声がほとんどですが、中には「また有村? 女優さんって他にいないの?」という声も。
実際、有村の最近の出演作を辿れば、NHK大河ドラマ『どうする家康』で『嵐』松本潤と、“月9”『海のはじまり』では『SnowMan』目黒蓮、来月配信予定の『さよならのつづき』(Netfix)では坂口健太郎…次から次へと話題作への出演が続いています。
では、なぜSNSのコメントにあるように、まるで他に出演できる女優さんがいないような、有村ばかりが起用される状況にあるのでしょうか。
ドラマや映画スタッフに改めて取材をすると、返ってきた答えは“清潔感”と“演技力”でした。
でも“清潔感”に関しては、6歳下の『King&Prince』高橋海人と半同棲という報道がなされ、“演技力”にしても『どうする~』や『海の~』にみるように、低い視聴率が続いているわけで――とさらに疑問をぶつけてみたところ、意外な回答が得られました。