国民民主党の玉木代表が、突然の不倫スキャンダルに見舞われた。一部では、敵対する財務省によるリークやハニートラップ説も囁かれているが、実際はどうなのか?
国民民主・玉木代表“55歳の性欲”に有権者ウンザリ
突然の不倫スキャンダルで、“タマキン”こと国民民主党の玉木雄一郎代表(55)が大ピンチに陥っている。SmartFlashが11日、独占スクープとして報じたもの。不倫相手は御年39歳、元グラドル・タレントの小泉みゆき氏で、玉木氏の地元である香川県高松市の観光大使も務める美女だ。
玉木氏は10月30日に東京都内のワインバーで小泉氏と密会後、パーカーのフードをねずみ男のように頭からかぶり店から出てくる姿を同誌に激写された。また、7月下旬には高松市内の同じホテルに2人で宿泊。地元関係者の間では、約2年前から“男女の仲”が噂されていたという。
これに対して玉木氏は11日、国会内で臨時の記者会見を開催。「今朝、報道された内容については、おおむね事実です」と不倫報道を認めたうえで、「家族のみならず、期待を寄せていただいた全国の多くのみなさんに、心からお詫びを申し上げます。本当に申し訳ありませんでした」と陳謝した。
玉木氏は、米ハーバード大学留学時に出会い1995年に結婚した夫人・恵理氏にすべてを話したところ、「こんな大事な時期にこんな報道をされて、何をやってんだ」と強く叱責されたと説明。謝罪しても許されることではないが、それでも謝罪を続けていきたいとの考えを示した。
「玉木氏は財務省のハニートラップにはめられた」!?
一連の報道と会見をうけてSNSでは、「タマキンって何日天下?さすがにボロが出るのが早すぎでしょ」「利上げより賃上げ優先とか日銀に言いながら玉木は“チン上げ”してたのか」「103万円の壁より“不倫の壁”をどうにかしないと」「妻を裏切る政治家は国民も裏切りそうだし…」など、玉木氏に批判的な投稿がこれまでになく増加。
ただその一方、批判を上回る勢いで「玉木氏は財務省のハニートラップにはめられた」「財務省が玉木氏のスキャンダルをリークした」といった説も急拡散。批判派と擁護派の間で喧喧囂囂の議論となっている。
先の衆院選で4倍増の28議席を得て第4党に躍進し、国会のキャスティングボートを握るに至った玉木氏。目玉政策のひとつ「103万円の壁」撤廃は、基礎控除と給与所得控除を178万円に上げることで国民の手取り収入を増やそうというものだが、財源が明確ではない点で自民党の一部や財務省とは意見が対立していた。
「玉木さんと財務省の緊張関係が高まっていたのは事実です。タイミングだけを見れば、よりにもよって首相指名選挙の日に不倫スキャンダルが報じられるというのは異常事態。財務省黒幕説を唱える人々の気持ちもわからないではありません」(政界ウォッチャー)
ポイント1:不倫相手女性
はたして今回の不倫スキャンダル、“異常”なのは財務省なのか?それとも玉木氏の性欲なのか?まずは相手女性から詳しくチェックしてみよう。
「玉木さんのタマキンをアツくさせた小泉みゆきさんは、公称スリーサイズB85・W57・H86というナイスバディの持ち主。北朝鮮の金与正(キム・ヨジョン)朝鮮労働党副部長をひとまわりエッチにして“男への隙”を見せるようにした感じの雰囲気美熟女です。いわゆる“ハニートラップ”をつい連想したくなるルックスではありますね」(ネットメディア編集デスク)
ただ、元財務官僚である玉木氏が財務省を退官したのは2005年。一方、SmartFlashによれば玉木氏と小泉氏の“関係”は約2年前に始まっている。財務省が玉木氏の“女性の好み”を把握していたとしても、それは20年近く前の古い情報だ。途中で性的嗜好が変わる可能性も考慮すると、財務省が意図的に、金与正似の美女を玉木氏に“あてがう”のは相当に難しいのではないか?
ポイント2:ハニートラップへの強い警戒心
実は玉木氏は、他の誰よりも「ハニートラップ」を警戒してきた政治家のひとりだ。
たとえば、今年2月25日に公開されたYouTubeのショート動画では、「(国会議員に対する)ハニートラップはあるのか、ということをよく聞かれるんですけれども」と前置きしたうえで「あるんですよ、私も経験しました」と驚きのエピソードを披露している。
その内容は、「某国の某地域に行ったときにですね、夜飲んでホテルに帰ったらですね、エレベーターに乗った瞬間に2人の女性が入ってきて、うわっと思ったんですけど、エレベーターが着いた瞬間に走って逃げたので何とかなったんです」というもの。玉木氏は「あれ、あのままいってると、多分私はいまここにいない」「これからも気をつけます」と強い警戒感をあらわにしていた。
ところが今回、SmartFlashによれば、玉木氏は不倫現場のホテルで時間差でエレベーターに乗り込み「14階」に移動して小泉氏と落ち合ったとされる。某国ではエレベーターに女性2人が乗り込んできただけで逃げたという玉木氏が、ここでは何の警戒心もなく不倫相手との逢瀬を愉しんでいるのだ。やはり財務省によるハニトラ説は無理があるだろう。
玉木氏は宮澤元防衛副大臣の“パパ活不倫”をめぐり、「政務三役にも性的行動をチェックするセキュリティクリアランスが必要」と主張していたが、完全なブーメランとなってしまった。
ポイント3:頼りなさすぎる応援団
今回の玉木氏の不倫に関しては、擁護論もあるにはあるのだが、いかんせん“応援団”のメンツが頼りなさすぎることが、財務省ハニトラ説の説得力を低下させる原因になっているという。
先の政界ウォッチャーが指摘する。
「先の衆院選で惨敗し“素浪人”になった維新の音喜多さんが『不倫を批判できるのは家族だけ』と玉木さんを庇ったかと思えば、兵庫県知事選で怪気炎を上げるNHK党の立花さんも『不倫ではなく恋愛だと思う!』と謎の持論を展開する始末です。一部では、不倫相手が20代ではなく金与正似のアラフォーだった点を好材料視し、『むしろ女性支持者からの好感度は上がった』と強弁するトンデモ擁護も。ただ、それで一般有権者の理解を得るのは非常に難しいでしょう。玉木さんの妻、恵理さんは、選挙戦を精力的に戦い、夫を今のポジションに押し上げた功労者なのに、それを裏切ったわけですからね。周囲は擁護しているつもりでも、まったく玉木さんのプラスになっていない。玉木さんとしても本音では『おいコラ、やめろや音喜多!やめろや立花!』と言いたい気分ではないでしょうか?」
国民民主党が自公との安易な連立を拒否したのは、来年7月の参院選を見据えてのイメージ戦略だっただろう。それを玉木氏は「政策の実現度を高めるため」と国民に説明していたが、実際には党イメージや政策実現よりも元グラドルとの不倫セックスのほうが重要だったことになってしまう。単に家庭の問題では済まない。
“日本の将来を憂う聖人君子”のイメージが崩れたことで、これまでは「見ないふり」をされてきた実弟の投資詐欺疑惑もあらためてクローズアップされる可能性がある。
わが国の国家権力は実質的に財務省に集中しており、それが様々な弊害をもたらしていることは否定できない。だが今回の不倫騒動に限っては違う。玉木氏が財務省ではなく自身の性欲に足をすくわれたのは明らかだ。もう「石破政権はいつまでもつか?」などと言える立場ではなくなった。ここからの巻き返しは困難を極めそうだ。
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