中島健人（31）の主演映画『知らないカノジョ』が急失速。公開当初は国内映画ランキングで初登場2位になるなどスタートダッシュを決めていただけに、芸能関係者は首をひねっているようです。いったい何が原因なのでしょうか。ひょっとすると、鷲尾伶菜（31）との“熱愛”が足を引っ張っている可能性も…？芸能記者歴30年のベテランジャーナリスト・芋澤貞雄さんが解説します。
なぜ？中島健人の主演映画がまさかの“急失速”
「ち!…こんなはずじゃなかったのに…」
ケンティこと元『Sexy Zone』メンバー、中島健人の独り言が聞こえてきた錯覚に陥りました。
『東京スポーツ新聞』が、ケンティー9作目となる主演映画『知らないカノジョ』の突然の失速を報じています。
2021年に公開されたフランス映画『ラブ·セカンド·サイト はじまりは初恋のおわりから』のリメイク版という『知らない～』は、そのクオリティの高さと、唯一無二の声を持つmiletが映画初出演のヒロイン役という話題性もあり、映画関係者の間では“スマッシュ·ヒット間違いなし!”と言われていました。
公開初日から好調で、興行通信社が発表する“国内映画ランキング”では、観客動員数は約11.9万人、興行収入は約1.58億円と、ケンティの映画としては異例の、初登場2位という注目作でした。
ケンティの前作『おまえの罪を自白しろ』は公開から3日間で、約8.5万人、興収は約1.19億円でしたから、単純比較すると3割近くもそれぞれの数字が伸びたことになります。
スタートダッシュが決まり、これまでの主演作で最も数字が良かった2016年2月公開『黒崎くんの言いなりになんてならない』の最終興収約12.3億円の記録を塗り替えるだろうと、映画関係者の誰しもが思っていたのですが…。
それが公開2週目以降、東スポが伝えるように、観客動員数＆興収が急激に落ち込みました。
このままでは12.3億円超えどころか、最終興収は7億円止まり…と、関係者は首を傾げます。
「公開された当初は、フランス映画ファンと中島、miletのファンが数多く映画館に足を運んだのですが、その後が続かなかった…。miletの主題歌はＣＭ効果もあって耳に残りますが、ケンティの役者としての評価は“数字を持っていない”という冠が付きつつあるのが現状というわけです」(映画関係者)
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鷲尾伶菜との交際発覚でファン離れが進んでいる？
ケンティはSTARTO ENTERTAINMENT社には残ったものの、昨年3月末日をもってSexy Zoneは卒業。昨年10月にはシングル『ヒトゴト feat. Kent Nakajima』をリリースしました。
ただ、このシングルのセールスが約2.9万枚という数字しか残せなかった時点で、芸能記者たちはすでにザワついていました。
個人的にはWOWOWで見せる、ハリウッドやボリウッドへの興味の高さから、山下智久のようになっていくのかもしれないと感じていたのですが、何回か務めたアカデミー賞のレッド·カーペットのインタビュアーで、何度も役者たちから「Pardon?」と聞き返されてしまう様子を見て“もうちょっと英会話を勉強しないと無理だな…”なんて、偉そうですが現地のコーディネーターの経験がある私は思っていました。
そんなケンティの主演映画『知らない～』の出足の良さに、これを足掛かりにいよいよ本格的にハリウッド挑戦か…なんて思っていたのですが…。
今回の急失速は、Sexy Zone卒業直後に『NEWSポストセブン』が報じた、元『E-girls』鷲尾伶菜との3年越しの交際が大きく影響していると思わざるを得ません。
スクープ後、ケンティ自身が事務所を通じて「尊敬するアーティストさんであり、友人の一人です」と、コメントを発表するという異例な行動にも出たわけですが、“王子様”キャラで通してきたケンティの3年越しにも及ぶ彼女の発覚は、ファンたちにとっては衝撃だったのかもしれません。
グループ在籍の頃から、アイドル色がとても濃いキャラでしたから…。
笑顔も涙も見せた『知らない～』のケンティですが、残念ながらハリウッド挑戦はもう少し先になるかもしれませんね。
WOWOWの番組としての企画で、様々な方面の、極上の映画関係者にインタビューしたケンティ。いつかその経験も生かした、“世界のKent Nakajima”になれるといいのですが…。
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プロフィール：芋澤貞雄
1956年、北海道生まれ。米国でテレビ・映画のコーディネーター業を経て、女性週刊誌などで30年以上、芸能を中心に取材。代表的スクープは「直撃！ 松田聖子、ニューヨークの恋人」「眞子妃、エジンバラで初めてのクリスマス」。現在も幅広く取材を続ける。https://twitter.com/ImozawaSadao
image by: 中島健人｜STARTO ENTERTAINMENT