芸能関係者の間でまことしやかに囁かれている「2世女性タレントは“ダメ男”に引っかかりやすい」という不思議な法則。なぜ、立派な両親を持つ女性芸能人ほど「よりにもよってなぜ…」と周囲が言いたくなる男性を、結婚相手に選んでしまうのでしょうか?そして、木村拓哉と工藤静香の次女・Kōki,が気をつけるべきこととは?芸能記者歴30年超のベテランジャーナリスト・芋澤貞雄さんが解説します。
両親が凄すぎる“2世女性芸能人”はなぜか「ダメ男」に惚れてしまう!?
『デイリー新潮』の“なぜ2世芸能人は「ダメ男」に引かれてしまう? 趣里とBE:FIRST三山凌輝の交際報道の衝撃”という記事を拝読しました。
独立と芸能活動一時休止を25日に発表したBE:FIRSTの三山凌輝は、人気女性YouTuberに2,000万円もするベンツや月200万円のお小遣いを貢がせておきながら婚約を破棄。まるで結婚詐欺のような状態で、今度は趣里と結婚目前――という『文春オンライン』の報道があったばかり。
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これは、その騒動を受けての編集部ライターさんの記事で、水谷豊と伊藤蘭を両親に持つ“2世芸能人”が趣里で“ダメ男”が三山、という構図になっています。
記事は、2世芸能人は親の七光り、十四光りという目に見えないプレッシャーを常に受けており、その反動で自分の親とは対極にある、親が絶対に認めてくれないような“ダメ男”に惹かれてしまうのではないか?と考察しています。
子供は親を選べないと言いますが、産まれた瞬間から大きなプレッシャーを背負っている2世芸能人は、何をしても、あるいは何もしていなくても“〇〇の子供なのに…”“〇〇の子供だから…”と言われ続ける人生になるわけですから大変です。
木村拓哉と工藤静香の次女、Kōki,から漂う危険な香り
この“2世芸能人とダメ男”という括りで私がまず思い出したのは、記事でも触れていましたが、今から30年ほど前に世間を騒がせた、梅宮アンナと羽賀研二のカップルです。
猛反対をしたアンナの父である故・梅宮辰夫さんが、芸能記者たちの前で羽賀の女性関係や借金問題を暴露したこともありました。
すると、親に大反対をされた娘のアンナは逆に意固地になって猛反発、交際発覚の翌年には、羽賀とのヘアヌード写真集『アンナ 愛の日記』を出版し、“ペアヌード”なる流行語まで誕生させてしまいました。
古参芸能記者からすれば、三山と趣里の動きは、あのドロドロの愛憎劇に重なって見えて仕方ないのです。
そして時代はめぐり、今「芸能人の親を持つ娘」として真っ先に思い浮かぶのは、やはり木村拓哉と工藤静香の娘たち…。特に次女のKōki,ではないでしょうか?
2人の娘としてこの世に生まれ落ちた瞬間から、彼女はやる事なす事を絶賛され、羨ましがられ、あるいは批判され、酷評されてきたわけです。(次ページに続く)
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キムタク次女のKōki,が“ダメ男トラップ”を回避するのは簡単ではない
15歳でファッション誌の表紙を飾り、名だたるブランド・メーカーのアンバサダーや専属モデル、アイコンとなったKōki,ですが、そんな彼女に必ずついて回るのは、良きにつけ悪しきにつけ“キムタクの娘だから”とか“工藤静香の娘なのに”という評判です。
“木村拓哉と工藤静香の娘”というブランドは、Kōki,をより輝かせることもあれば、周囲のジェラシーを買うなどして、Kōki,の邪魔をしてしまうこともある――ということです。
例えば前・後編で制作された映画『女神降臨』は観客動員の低調ぶりが深刻ですが、もしも主演女優のKōki,が“キムタクと静香の娘でなかったら”、もっと人気を集めていたかもしれません。
Kōki,は女優として一生懸命頑張っているのに、観客の側に“キムタクの娘だから観ない”とか“工藤静香の娘に興味は無い”という意識があって、それが動員の妨げになっているのかも…?
逆に、2人の娘だから世界的に話題になった人気ウェブ漫画の劇場版の主演に抜擢されただけで、周囲はそもそも最初からKōki,に女優としての演技力など期待していなかった――なんて酷評をされてしまうこともあります。
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さて、この“2世芸能人とダメ男”問題。はたしてKōki,にはどんな未来が待っているのでしょうね…。
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プロフィール:芋澤貞雄
1956年、北海道生まれ。米国でテレビ・映画のコーディネーター業を経て、女性週刊誌などで30年以上、芸能を中心に取材。代表的スクープは「直撃! 松田聖子、ニューヨークの恋人」「眞子妃、エジンバラで初めてのクリスマス」。現在も幅広く取材を続ける。https://twitter.com/ImozawaSadao
image by : ELLE TAIWAN, CC BY 3.0, via Wikimedia Commons