週刊文春が報じた“二股不倫”疑惑を否定している女優の永野芽郁(25)が、2026年度のNHK大河『豊臣兄弟!』を出演辞退。ドラマやCMをめぐる違約金は5~10億円にものぼると噂され、絶体絶命の大ピンチに陥っています。ただ、そこで少し引っかかるのは、同じ文春に“パワハラ”疑惑を報じられた橋本環奈(26)との扱いの差。そして、永野の主演映画『かくかくしかじか』の観客動員が意外な好スタートになっていること。芸能記者歴30年のベテランジャーナリスト・芋澤貞雄さんが詳しく解説します。
永野芽郁はこのまま干されるのか?“二股不倫”疑惑の高い代償
永野芽郁が来年度のNHK大河ドラマ『豊臣兄弟!』の出演を辞退しました。
『週刊文春』が報じた“二股不倫”疑惑報道を、本人と所属事務所は完全否定したままですが、ついに次のフェーズに移行したというわけです。
大河ドラマやCMの降板をめぐっての賠償金および違約金は、5億円とも10億円とも言われています。
文春の記事をあらためて読み直すと、どうしてもLINEの生々しいやり取りが目立ちます。これが本物だとして、そのうえで永野を自社商品のイメージキャラクターにキャスティングする判断というのは…。もしもそんな企業があるとすれば、かなりの勇者だと思います。
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橋本環奈の“パワハラ”疑惑はすでに許されている!?
この“永野の大河降板”のニュースを聞いて私の頭の中にまず浮かんだのは、橋本環奈の顔でした。
ハシカンも文春に“パワハラ”疑惑を報道され、主演していた朝の連続テレビ小説『おむすび』は、朝ドラ史上ワースト視聴率を記録してしました。もちろん数字に関しては、ハシカンだけが戦犯とは言えないですけれど。
一時期は消滅していたCMも徐々に元通りになりつつありますが、あれ以来、私はハシカンが現場マネージャーに言い放ったとされる「チ! 使えねぇ…」というフレーズが、彼女の笑顔に重なって聞こえてしまいます。これは職業病でしょうか…。
永野芽郁は25歳、橋本環奈は26歳。
好感度が高くイメージも良かったがために、日本中を驚かせるようなスキャンダルに発展してしまった永野と、こちらも好感度とイメージは最高だったのに、国民的ドラマに“汚点”を残してしまった橋本。
この20代半ばの女優2人の境遇は、さまざまな面で似ているように見えますが、こと「CM事情」に関しては、明暗がハッキリ分かれていることに気づきます。
“二股不倫”疑惑には5億とも10億とも言われる違約金・賠償金が噂されている。いっぽう“パワハラ”疑惑は、あたかも何事もなかったかのようにCMが放映されている――両者のこの違いは何なのでしょうね。(次ページに続く)
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