なぜ「トップ営業」は忙しそうに見えないのか?成果を生む「顧客選び」の秘訣を伝授しよう

 

一方で、手のかかるお客様を相手にしていると、この循環が生まれない。

時間も体力も精神力も奪われる。

新しいことに使えるエネルギーが残らない。

これではどんなに頑張っても数字は残せない。

どちらの道を選ぶかは、「見極める力を持てるかどうか」にかかっている。

とはいえ「見極めるといっても、どうすればいいのか」と思う人もいるだろう。

ポイントをお伝えしたい。

初回の打ち合わせで「お客様の話し方」をよく観察すること。

手のかかるお客様には、共通した傾向がある。

こちらの説明を聞かない。

もしくは最後まで聞かずに質問してくる。

また説明しても「他社ではこうだった」という比較をする。

小さなことに対して「この場合、どうするんですか」と反応が敏感。

このような特徴がある。

一方、いいお客様はどうか。

こちらの話をきちんと聞いてくれる。

疑問点は整理してから、まとめて質問してくれる。

話をしながら「あなたを信頼して任せます」というニュアンスの言葉が出てくる。

もちろん、最初から完璧に見極めるのは難しい。

しかし意識するだけで、見えてくるものが変わる。

まずは直感を大切にしてほしい。

営業の勘というのは、経験から生まれるもの。

少し経験すれば「なんとなく不安」という感覚が芽生える。

そして、その感覚はたいてい正しい。

いいお客様を見極め、その人たちに全力を注ぐ。

これこそが、長く結果を出し続けるための最大の戦略となる。

【本日のポイント】

・手のかかるお客様に時間を奪われると、いいお客様への対応ができなくなる

・いいお客様に全力を注ぐことが長く結果を出し続けられる

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群馬県高崎市生まれ。工学部機械科卒業後トヨタホームに入社し、営業の世界へ。 自分に合う営業方法が見つからず7年もの間クビ寸前の苦しい営業マン時代を過ごす。 お客様へのアプローチを訪問から「営業レター」に変えることをきっかけに4年連続トップの営業マンに。 2006年に独立。営業サポート・コンサルティング株式会社を設立。 現在、上場企業への定期研修、講演、コンサルティング業務、経営者や営業マン向けのセミナーを行っている。 個人の営業マン向けとして【営業通信講座】や個人コンサルティングも実施。 2010年より関東学園大学にて学生に向け全国でも珍しい【営業の授業】を行い、社会出てからすぐに活躍できるための知識を教えている。 また(社)営業人材教育協会の理事として営業を教えられる講師の育成も取り組む。 2019年までに56冊の本を出版。ベストセラー、海外で翻訳多数。

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