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断食は五感が研ぎ澄まされる。成功者が驚いた予想外の効果

ダイエットをはじめ、さまざまな効果があると言われる断食。やってみたいと思いつつ、なかなか一歩を踏み出せないという方も多いかと思います。そんな人の背中を押してくれるような「体験記」が、無料メルマガ『音多秀茂の【富と成功の5つのタネ】』に記されています。曰く、「身体がスゴク楽になる」んだそうですよ。

たるんだ身体を引き締める

長期連休では心身をしっかりリフレッシュする事が出来ます。が、一方で生活リズムも大きく変化する中で、仕事に時間を費やさない分、無駄なカロリー摂取をしがちになります。

故に連休明けは「たるんだ人」が続出します( ^)o(^ )。

今回は、そんなたるんだ身体を引き締める、私のとっておきの方法をお伝えします。

ある日の夕方の同僚との会話。

「あ~腹減った!」

「あれ? 音多さん、ランチをあれだけ食べて、午後はデスクワークだったのにもうもうお腹空いたんですか?」

「うん、何故か腹が減るんだよね。まいっか、寝てても腹は減るって言うし。今夜はトンカツとビールだな!」

私はこんな感じで毎日空腹感を満たし、1日3食きっちり取っていました。その結果、毎年腹囲が徐々に膨らみ、いつの間にかメタボ判定(腹囲86cm、女子は90cmね)が定番になっていたんですね。今年7月の健康診断では、γGTPの値も上限値の3倍に膨らみ冷や汗をかきました(ーー;)。

考えてみたら昨年は「炭水化物ダイエット」をお伝えしました。あの時はきっちり成功し、以来食べすぎには注意していたつもりだったんですが…。

実は今年に入って、内臓系を中心とした医学の本を読み漁っています。その中で特に面白いのが「メタボリックドミノ」を提唱された石井裕先生のお話。

そんな前知識も手伝って、ちょこちょこ運動したり、炭水化物を減らしたりはしていたんですが、きっちり食事の量を規定する程は管理をしていなかったので、今年もメタボ判定を受けてしまいました(ToT)/~~~。

そんな折り、私の健康師匠に相談した所「喝!」を入れられました。そしてその方の薦めである取り組みを始めた所、まさかの20代前半の身体を取り戻す事が出来ました。

その取り組みとは「断食」です。

断食は種類も様々ですが、私のリアル体験は参考になると思いますので、このメルマガでもお伝えしようと思います。

現在私は「週1ペース」で断食を実践しており、その役割を睡眠以外で命の力を再起動してくれるものと感じています。

ただこれは個体差(個々の体の状態や体調など)がありますので、積極的におススメするわけではありません。これからの話はあくまでサンプルとしてお考え下さい。

健康師匠に喝を入れられ…

断食…、最近やられている方も多いらしいのですが、私の身の回りではおりません。そもそも「ダンジキ」という響きがなんか恐ろしく覚悟が必要な行為に思えます(>_<)。だから今まで興味はあっても実践はしていませんでした。

そこで1日1食を実践されておられ、日頃ピンピンしている健康師匠にご相談したわけです。

「師匠、いつも1食ですけど力が抜けたり、倒れたりしないんですか?」

師匠「あぁ、あれね。空腹は『気のせい』だから。だって動物は獲物を取れなきゃ死ぬでしょ? 広いサバンナで数日獲物が取れないからって死んでたら大変でしょ。命の力を舐めちゃいけないよ」

! ここでショックを受けたのは「空腹は気のせい」という言葉でした(@_@;)。

考えてみたら私がこれまで断食を決断できなかった理由は、

なんか怖そう

という漠然とした恐怖感があったからです。まるで携帯の充電がどんどん減っていきゼロになるように、倒れそうな恐怖感があったから。

そこでさらに「命の力を舐めんなよ」と言われた時、「あ、人は機械じゃないんだな」と思えました。

その後の会話、

「じゃあ師匠、自分も1日1食やってみます。」

師匠「いや、空腹は『気のせい』を理解するには、まず5日くらい断食しちゃいなよ♪」

! い、5日ですか~! いきなりそう言われた私は師匠に相談した事を少し後悔しました…(笑)。

が、ここで否定しては、せっかく出してくれた提案を無碍にしてしまいます。そこですぐに実践を決意しました。

師匠「じゃあ音多君、とりあえず平日はきついから今週の土曜日から…」

「はい! じゃあ今日から始めます!」

と最後の師匠のアドバイスを聞かず(笑)、私はその日のうちに猛ダッシュで断食へと突入していったのです。

これが良くも悪くも、断食を習慣化させることに繋がるんですが…。

「準備期間」と「回復期間」

断食を決断した私は、とりあえず期間を「3日」と決めて開始。

ただ、何も口にしないのも正直つらいと思い(つらい=長続きしない)、気持ちカロリーのある「酵素ドリンク」を摂ることにしました。早速ドラッグストアで吟味し、3日間のお供に選んだのがコレです。

彩穀健美 アボカドグリーン

始めにお伝えしておきますが、断食はただ何も食べないことではありません。断食には人それぞれの目的があり、その目的を達成する為の1つの「技術」なんですね。

で、その技術の核心の1つが断食前後に「準備期間」と「回復期間」を設定する事です。これをしっかり守る事が一番大事。

準備期間は断食前の食事制限の事。断食前に「喰い溜め」すると強い空腹感に襲われて失敗します。

回復期間は断食後、眠っている内臓をゆっくり起こしてあげる期間。ここで内臓を叩き起こすような食事を取ったらどうなるか? これは強烈な腹痛として現れます。

ちなみに私はこってりラーメンを食べて一晩胃痛にうなされました(ToT)。ま、こういう経験が後々生きています(笑)。(ToT)/~~~。

これらの日数バランスは3日程度の断食なら準備期間1日、回復期間は断食期間と同じ日数にします。

私はひたすらおかゆ(塩、梅干し付き(*^_^*))で過ごします。温野菜や魚介類など、動物性の油で無ければ大丈夫でしょう。

結果として…

さて3日間の断食中、実際どうだったのか?

まず心配していた空腹感は「気のせい」というのは本当でした(^^)v。3日何も食べなくても急激な空腹感はありません(もちろん準備期間あっての事です)。

そして五感が非常に研ぎ澄まされます。研ぎ澄まされるというか、今までかかっていたカバーが取り外され、クリアになるという感覚。

視界はクリアになり、聴覚は研ぎ澄まされ、周囲の状況がハッキリ把握出来るようになります。読書をしていても内容がスッと中に入って来る。そして身体がスゴク軽く楽になります。

この感覚が分るといかにこれまで食事で体力を消耗していたか、という事に気づく事が出来ると思います。

但し、力が抜ける感じ、声が弱くなる感じはあります。2日目には強い頭痛と眠気、3日目には塩分不足からふらつき感を感じる事もありました。

ただこれらは初めて断食をやる場合には強く感じられ、後々断食が習慣化して来るとほぼ影響が無くなっていきます。それは始めにお伝えした通り、技術的な部分もありますから予め準備や塩分摂取などの対策が出来るようになるからです。

結果として、今は1日断食を週1で続けています。

その間、数値面でも身体の変化が出ており、2ヶ月でメタボ基準の胴周りは80cmとなり、体重は5kg減り、体脂肪、血圧関係も全て正常となりました。

ただ断食は目的では無く手段の1つに過ぎません。やる人の目的、そして個人差もありますから、トライされる方はそれを考えた上で施策の1つとして実行されて下さい。

image by: Shutterstock

 

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