5月14日の東証グロース市場250指数先物は前営業日比6pt高の698pt。なお、高値は699pt、安値は687pt、日中取引高は2998枚。前日13日の米国市場のダウ平均は反落。管理医療会社のユナイテッドヘルス・グループ(UNH)の下落が重しとなり寄り付き後、まちまち。消費者物価指数(CPI)が予想を下回ったため関税によるインフレ上昇への懸念が緩和し相場の下値を支えた。サウジアラビア政府系ファンドが所有する人工知能(AI)新興企業との提携発表を受けた半導体のエヌビディア(NVDA)の上昇が支援し、ナスダックは終日買われ、終盤にかけ上げ幅を拡大。ダウは一段安となり、まちまちで終了。本日の東証グロース市場250指数先物は、前営業日比変わらずの692ptからスタートした。世界景気減速懸念が後退したことで、利上げ再開が意識され、日経平均株価は朝高後に下落。昼過ぎまで伸び悩んでいたグロース市場は、後場に入ると、テーマ株物色やセクターローテーションの動きが強まり、プラス圏に浮上。上値抵抗の700pt処を突破するだけの盛り上がりに欠けたものの、引けにかけて強含み、高値圏の698ptで取引を終了した。東証グロ-ス市場の主力株では、BUYSELLやFinatextなどが上昇した。
東証グロース市場250指数先物概況:テーマ株物色やローテーションで4連騰
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