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後場の日経平均は273円高でスタート、日製鋼所や任天堂などが上昇

[日経平均株価・TOPIX(表)]

日経平均;37259.38;+273.51
TOPIX;2738.47;+21.38

[後場寄り付き概況]
 後場の日経平均は前日比273.51円高の37259.38円と、前引け(37280.84円)からやや上げ幅を縮小してスタート。ランチタイム中の日経225先物は37220円-37270円のレンジでもみ合い。ドル・円は1ドル=143.40-50円と午前9時頃から40銭ほど円高・ドル安水準。アジア市況は上海総合指数が概ね小幅高水準で推移し0.2%ほど上昇している一方、香港ハンセン指数は小幅高水準で推移し0.7%ほど上昇している。

 後場の東京市場は前引けに比べやや売りが先行して始まった。朝方に比べやや円高・ドル安方向に振れていることが投資家心理を慎重にさせているようだ。一方、朝方は軟調だったダウ平均先物が下値の堅い展開となっていることは東京市場で安心感となっているもよう。

 セクターでは、非鉄金属、その他製品、保険業が上昇率上位となっている一方、鉱業、電気・ガス業、医薬品が下落率上位となっている。

 東証プライム市場の売買代金上位では、日製鋼所、住友電工、フジクラ、三菱重、任天堂、神戸物産、古河電工、富士通、三井E&S、東京海上が高い。一方、マネックスG、ソシオネクスト、サンリオ、DeNA、SOMPO、第一三共、郵船、オリックス、7&iHD、リクルートHDが下落している。

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