[日経平均株価・TOPIX(表)]
日経平均;37523.37;-8.16円
TOPIX;2750.64;-1.37
[寄り付き概況]
27日の日経平均は8.16円安の37523.37円と3日ぶり反落して取引を開始した。前日26日の米国市場はメモリアルデーで休場。欧州主要市場は、ロンドン市場がスプリング・バンクホリデーで休場、独DAXが1.68%高、仏CAC40が1.21%高。
今日の東京株式市場は、やや売りが先行した。昨日の米株式市場が休場で手掛かり材料に乏しく、また、引き続きトランプ米政権の関税政策の不透明感が市場心理を慎重にさせた。一方、昨日の米株式市場は休場だったが、欧州主要指数の株価指数が上昇したことが東京市場の株価の支えとなった。また、外為市場で1ドル=142円50銭台と円相場が落ち着いた動きとなっていることも東京市場で安心感となった。さらに、日経平均は昨日まで続伸し、昨日は高値引けとなったことから、相場の腰の強さを指摘する向きもあったが、寄付き段階ではやや売りが優勢だった。
セクター別では、精密機器、銀行業、鉄鋼、保険業、サービス業などが値下がり率上位、非鉄金属、繊維製品、ゴム製品、海運業、証券商品先物などが値上がり率上位に並んでいる。東証プライムの売買代金上位では、ソシオネクスト、JR東、ディスコ、信越化、日本製鉄、キーエンス、NEC、東エレク、楽天グループ、富士通、レーザーテック、三井住友、HOYAなどが下落。他方、古河電工、川崎重、フジクラ、SOMPO、サンリオ、住友鉱、任天堂、IHI、日立、村田製、伊藤忠、三菱重、すかいらーくなどが上昇している。