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後場の日経平均は162円高でスタート、三菱重や良品計画などが上昇

[日経平均株価・TOPIX(表)]

日経平均;37716.85;+162.36
TOPIX;2770.37;+13.90

[後場寄り付き概況]
 後場の日経平均は前日比162.36円高の37716.85円と、前引け(37730.67円)からやや上げ幅を縮小してスタート。ランチタイム中の日経225先物は37690円-37750円のレンジでもみ合い。ドル・円は1ドル=143.70-80円と午前9時頃から20銭ほど円安・ドル高水準。アジア市況は上海総合指数が前日終値を挟んだ一進一退で推移している一方、香港ハンセン指数は小幅高で始まった後に下げに転じ0.2%ほど下落している。後場の東京市場は前引けに比べやや売りが先行して始まった。トランプ米政権の関税政策による米国経済の下押し圧力が意識される中、今晩、米国で5月の米雇用統計が発表されることから、これを見極めたいとして積極的な買いを見送る向きがある。一方、外為市場で朝方に比べやや円安・ドル高方向への動きとなっていることや、ダウ平均先物が時間外取引で底堅く推移していることなどが東京市場の株価支援要因となっているもよう。

 セクターでは、全業種が上昇。証券商品先物、金属製品、機械が上昇率上位となっている。東証プライム市場の売買代金上位では、メルカリ、キオクシアHD、さくら、三菱重、OLC、中外薬、ルネサス、川崎重、IHI、良品計画が高い。一方、パナHD、レーザーテック、サンリオ、第一三共、ソシオネクスト、古河電工、DeNA、キーエンス、HOYA、リクルートHDが下落している。

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