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東証グロース市場250指数先物概況:宇宙ベンチャー急落による投資家心理悪化で大幅安

6月6日の東証グロース市場250指数先物は前営業日比16pt安の743pt。なお、高値は756pt、安値は740pt、日中取引高は4709枚。前日5日の米国市場のダウ平均は続落。週次新規失業保険申請件数が予想外に増加し、労働市場の減速で利下げ期待が強まり寄り付き後、小幅高。トランプ大統領が中国の国家主席との電話会談が前向きな結果で終了したと言及すると貿易摩擦問題解決期待に続伸した。その後、テスラの下落が重しとなったほか、連邦準備制度理事会(FRB)のクーグラー理事が現在インフレに焦点を当てていると言及すると年内の利下げ期待が後退し売りに転じた。雇用統計の発表を控えた警戒感も売り材料となり戻りなく終了。本日の東証グロース市場250指数先物は、前営業日比6pt安の753ptからスタートした。朝方、ispace の月面着陸失敗が報じられたことで、宇宙ベンチャー株が急落し、投資家心理が悪化した。5日移動平均線を割り込んだことで見切り売りが強まったほか、プライム市場への資金シフト、週末の持ち高調整も観測され、相場は軟調に推移。続落となる743ptで取引を終了した。東証グロ-ス市場の主力株では、フリーやSynsなどが下落した。

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