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後場の日経平均は23円安でスタート、信越化やリクルートHDなどが下落

[日経平均株価・TOPIX(表)]

日経平均;42586.83;-23.34
TOPIX;3093.86;+10.91

[後場寄り付き概況]
 後場の日経平均は前日比23.34円安の42586.83円と、前引け(42615.09円)から下げに転じてスタート。ランチタイム中の日経225先物は42550円-42620のレンジで弱含みもみ合い。ドル・円は1ドル=148.50-60円と午前9時頃から20銭ほど円安・ドル高水準。アジア市況は上海総合指数がプラス圏で底堅く推移し0.6%ほど上昇している一方、香港ハンセン指数は上昇して始まった後やや上値が重く0.3%ほど上昇している。後場の東京市場は前引けに比べやや売りが先行して始まった。日本時間の今晩に予定されているパウエル米連邦準備理事会(FRB)議長のジャクソンホール会議での講演内容を見極めたいとして積極的な買いは限定的のようだ。一方、前場の日経平均が朝安の後は下値の堅い展開となったことが安心感となっているもよう。

 セクターでは、化学、空運業、サービス業が下落率上位となっている一方、保険業、電気・ガス業、銀行業が上昇率上位となっている。東証プライム市場の売買代金上位では、楽天銀行、信越化、リクルートHD、アドバンテスト、良品計画、ファーストリテ、アシックス、中外薬、IHI、キーエンスが下落。一方、キオクシアHD、JX金属、北海電力、三井E&S、イビデン、ゆうちょ銀行、東電力HD、NEC、ソニーG、レーザーテックが上昇している。

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