東証グロース市場指数 964.70 +14.94/出来高 3億209万株/売買代金 1811億円
東証グロース市場250指数 742.14 +11.86/出来高 2億2536万株/売買代金 1555億円
本日のグロース市場は、東証グロース市場指数は大幅に3日続伸、東証グロース市場250指数は大幅に反発。値上がり銘柄数は435、値下がり銘柄数は133、変わらずは37。
前日21日の米株式市場でダウ平均は3日続伸。主要企業の好決算を好感した買いが続き、ダウ平均は続伸した。一方、トランプ大統領が中国主席との会談が実現しない可能性に言及すると対中通商合意期待が後退し、ハイテク株の株価の重しとなった。
今日のグロ-ス市場は買いが優勢の展開となった。グロース市場の時価総額上位20銘柄で構成される東証グロース市場Core指数は0.67%高となった。昨日の米株式市場でダウ平均が上昇したことが東京市場の株価の支えとなった。また、海外市場で米長期金利が弱含みとなっていることも新興市場で安心感となった。さらに、昨日の米株式市場でハイテク株が軟調だったことに加え、今日は新政権発足を受けた材料出尽くし感もあり、日経平均が下落して推移する時間が長く、上値も重い展開だったことから、東証プライムに対し出遅れ感が強まっている新興市場に資金が向かいやすかった。
個別では、1株を4株に分割すると発表したセレンディップ、道路陥没の調査で感謝状を授与されたと発表したブルーイノベ、美容医療用糸リフト製品の韓国企業と業務提携すると発表したコンヴァノ、引き続きソフトバンクとの資本業務提携が手掛かりとなったJDSCが上げた。時価総額上位銘柄では、トライアルやフリーが上昇。値上がり率上位には、S&J、エータイなどが顔を出した。
一方、住友ファーマとの抗体誘導ペプチド「FPP003」に関するオプション契約が終了すると発表したファンペップ、前日ストップ高の反動安となったPXB、前日長い陰線で大幅安となり手仕舞い売りを誘ったFFRI、前日上伸したが長い上ひげとなり手仕舞い売りがかさんだグローバルセキュが下げた。時価総額上位銘柄では、カバーやアストロスケールが下落。値下がり率上位には、イタミアート、フルッタなどが顔を出した。
[東証グロース市場 上昇率・下落率上位10銘柄]
・値上がり率上位10位
|コード|銘柄 | 現値| 前日比| 前比率|
1| 4418|JDSC | 1665| 284| 20.56|
2| 6574|コンヴァノ | 199| 31| 18.45|
3| 5599|S&J | 1699| 234| 15.97|
4| 369A|エータイ | 3950| 450| 12.86|
5| 5578|ARアドバンスト | 3680| 415| 12.71|
6| 2334|イオレ | 3265| 332| 11.32|
7| 7318|セレンディップ | 5600| 550| 10.89|
8| 4586|メドレック | 150| 13| 9.49|
9| 5597|ブルーイノベ | 2207| 177| 8.72|
10| 7064|ハウTV | 1121| 89| 8.62|
・値下がり率上位10位
|コード|銘柄 | 現値| 前日比| 前比率|
1| 168A|イタミアート | 1310| -217| -14.21|
2| 6190|PXB | 611| -67| -9.88|
3| 2586|フルッタ | 252| -22| -8.03|
4| 4417|グローバルセキュ | 3975| -260| -6.14|
5| 299A|クラシル | 1442| -93| -6.06|
6| 4316|ビーマップ | 1152| -68| -5.57|
7| 4881|ファンペップ | 100| -5| -4.76|
8| 3692|FFRI | 11270| -560| -4.73|
9| 3622|ネットイヤー | 568| -28| -4.70|
10| 6085|アキテクツSJ | 269| -11| -3.93|