アールプランナーは9日、2026年1月期第3四半期(25年2月-10月)連結決算を発表した。売上高が前年同期比18.7%増の348.34億円、営業利益が同68.1%増の25.76億円、経常利益が同71.4%増の24.29億円、親会社株主に帰属する四半期純利益が同77.4%増の16.48億円となった。
戸建住宅事業の売上高は前年同期比18.9%増の345.68億円、セグメント利益は同48.7%増の33.29億円となった。注文住宅について、同社では継続的な新規出店やマーケティング戦略が奏功し、前年度の受注棟数が増加していたことから、販売棟数が増加し、売上高が好調に推移した。分譲住宅について、同社グループでは顧客ニーズを捉えた土地の仕入れを行うとともに、独自のデジタルマーケティングにより集客につなげた結果、分譲住宅の販売棟数も増加し、売上高は好調に推移した。一方で、費用面については、拠点増加に伴う地代家賃、営業人員・設計人員・施工管理人員の積極的な採用を継続したことにより人件費等が増加している。
中古再生・収益不動産事業の売上高は同4.0%減の2.36億円、セグメント利益は同43.2%減の0.19億円となった。中古住宅・収益不動産物件の売却及び賃料を計上している。
その他については、主に顧客紹介手数料及び火災保険の代理店手数料であり、売上高は同10.7%減の0.30億円、セグメント利益は同10.7%減の0.30億円となった。
2026年1月期通期については、同日、連結業績予想の上方修正を発表した。売上高が前期比19.4%増(前回予想比2.1%増)の480.00億円、営業利益が同68.7%増(同9.0%増)の36.50億円、経常利益が同72.1%増(同9.4%増)の34.45億円、親会社株主に帰属する当期純利益が同67.0%増(同11.6%増)の24.00億円としている。
また、2026年1月期の期末配当については、配当の基本方針及び2026年1月期通期連結業績予想の上方修正等の状況を勘案し、前回予想から期末配当を10.00円増配して1株当たり50.00円とすることを発表した。これにより、年間配当金は80.00円となる予定。